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zoom RSS Waiwaiの記事検証 「日本ギャルの性病罹患率 82%」??

<<   作成日時 : 2008/07/16 10:06   >>

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 今日も毎日Hentai新聞に動きなし。もう時間もないと思うが、何してんだ?仕方がないので、今一度Waiwaiの記事の記事について、検証していきましょう。


「小汚いパンティをはき続ける日本のギャルから悪臭が立ちこめる」
(2001年6月20日配信)

染めた髪、化粧、ボディピアス、性経験40%、毎年30,000の妊娠中絶。数年前のティーンエイジの少女では思いもよらないことですが、今では当たり前のことです(週刊アサヒ)。

そして、かつて考えられなかったことが一般的になったとすれば、少女達が今ではパンティを替えるのを拒んでいるという以前では考えられなかったことに我々が遭遇したという事も驚くべきことではありません。

「私の下着?時々履き替えるのがおっくう。ねえ、友達のうちに泊まったりするときは、あんまり替えたりしないでしょ。」と16歳のユミは言います。「でも、パンティライナー(a protective sheet for secretions)使うようにしてるから、私のパンティは汚くならないよ。」

東京の17歳のキョウコも、同じことを言います。

「2,3日家を離れたりすると、下着買うのにお金いっぱいかかるでしょ?だから、いつもパンティライナーを使ってたの。」とキョウコは言う。「でも、今はそれ使うのはやめたよ。以前はおりものがすごくたくさん出てた。私のパンティは全部カピカピになるし、毛がパンティに張りつくし。下着を替えるとき本当に苦痛だった。」

医師たちは少女らの態度に驚いています。

婦人科医のアカエダ・ツネオは言います。「こういった少女たちはセックスのテクニックに関しては異常に知識がありますが、ほとんどの子は病気や衛生についての考えがまったくありません。パンティライナーを取り替えさえすれば下着を数日間取り替えなくても大丈夫だと考える少女もいます。」

アカエダが週刊アサヒに語ったところによると、彼が昨年行なった無作為抽出のテストにおいて、10代後半から20代前半の125人の女性のうち82パーセントがなんらかの性病に罹ったことがあることが分かった。また、今年に行なったティーンエイジの少女を対象とした無作為調査では、さらに驚くべき結果が出ているという。

パンティライナーだけを替えてパンティを替えなければ、悪臭がたまり、性病の進行具合を分からなくします。時には、そういったことが性病治療が手遅れになる原因になります。」とアカエダは言う。

神奈川県の公衆衛生専門の医師であるイワムロ・シンヤは、若い女性の知識に問題があることに同意しています。

彼は言います。「彼女らの多くは性病に罹っても簡単に治療できると考えています。しかし、彼女らは細菌とバクテリアの違いや、清潔か不潔かなどということには無関心です。」

女性らがおりものを吸収するために、パンティライナーをパンティに装着できることが問題のいるようにみえる。しかし、パンティライナーのメーカーは、多くの若い女性がパンティを替えるかわりに製品を使用していると聞いてショックを受けている。

「多くの女性は、おりもので下着が汚れることを不快に感じています。パンティライナーは、おりものが発生しても女性が下着を替えることなくデリケートゾーンを清潔にできるよう、1988年に開発されました。」と日本最大のパンティライナー製造会社である小林製薬のスポークスマンは言う。

日本女性の36パーセントがパンティライナーを使用し、コアな市場は20代、30代が形成しています。ティーンエイジは、全売り上げの39パーセントを占めます。

「出生率が下がる中、女性生理用品の全売り上げは落ちていますが、好調なパンティライナーだけは例外です。」とスポークスマンは言う。

週刊アサヒによると、下着代わりにパンティライナーを使用することがセックスライフの助けになると感じている少女もいることがわかった。

17歳の少女は言う。「もしパンティがおりもので汚れていたら、セックスするときにホントに恥ずかしい。でも、やる前にパンティライナーのみ外せば、パンティはきれいなまま。」

漫画家のさかもと未明は、少女らが何日も下着を替えない事に対する嫌悪感を多くの人に代り表明しています。

さかもとは信じられないといった感じで冷笑します。「下着を替えない?下着を臭くしておいて臭いを嗅いだ人を不快にさせるなんて、他人を完全に馬鹿にしてるようだね。」

(翻訳者の方、ありがとうございます)

 ここに出てくる女の子は、一昔前話題になった「汚ギャル」のことだろう。このような女の子がいたことは事実だが、一般日本人女性であるわけもなく、この記事には悪意があるといってもいいだろう。もちろん、元ネタは「週間アサヒ」だそうだから、こんなのを鵜呑みにする奴はそうはいない。日本人でも外人でもね。この記事が毎日Hentai新聞で出たとなると問題だわな。

 こういう具体的な数字が出ている記事は、説得力も増すんだが、反証もしやすくていいね。具体的に検証してみよう。
 この記事の中に出てくる数字は、「性病罹患率」「パンティライナー装着率」。このうち、パンティライナーというのが何かわからなかったので調べてみたら、要は生理用品の一種で薄手のナプキンとでも言う物だそうだ。主に月経末期に使用されるとのこと。で、このパンティライナー装着率はが36%とのことだが、この数字はナプキン装着率と同程度ではないのかな?また、ネット上で調べてみても、どうもエチケットとしてつけている人も多いように思える。この装着を推進してきたのは、そもそもメーカーサイドではないのかな?生理期間外でもつけてもらえれば、売り上げにつながるしね。ならば、装着が多いからと言って、そのことと性の乱れとを混同するのはいかがな物か?むしろ、商魂たくましい営業努力のたまものといってもいいだろう。
 もう一つの「性病罹患率」だが、このデータを出したのは「アカエダ ツネオ」という先生。おそらくこれは「赤枝六本木診療所」の赤枝恒雄先生のことだろう。この先生の出したデータはそれはそれで意味があるのだろうが、どうも統計として使うには母集団が不適切であるように思える。この数字に関しては、このように書かれている。


性感染症の実態調査
平成12年4月〜6月にかけて六本木交差点周辺で、10代と思われる女性300名に無料検診券を配布。検査内容はクラミジア・淋菌・梅毒・コンジローム・トリコモナス・カンジダである。HIVを検査対象からはずしたのは、HIVの検査をするのなら検診を受けない、という子供たちが多く、受診率を上げるためやむなくHl Vははずしことにした。受診表には愛称を認め、名前・年齢・住所(都道府県名のみ)で保険証の提示もなく、料金も無料である。港区内の産婦人科で子の趣旨に賛同していただいた9つの医療機関と協力して行った。

結果

300名中、125名が受診。平均年齢18.7歳。

腔カンジダ症 49.6%
クラミジア    28.8%
淋菌        9.6%
コンジローム 6.4%
性器へルペス 3.2%

等であり、何らかの性感染症に罹患している子供は81.6%であった。


 この数字自体は、もちろん事実なのだろう。しかし、これは一般女性とはとても言えまい。この統計は「4月〜6月」「六本木交差点」「性病検査を受けてもいいと考える女性」を対象に行われている。実際に受診したのは300人中125人(41.7%)にすぎない。
 で、この統計だが、まず「4月〜6月」という時期に「六本木交差点」にいる女性を対象としていることでもうすでに一般女性とは言えまい。普通の女子中高生はおそらくそういうところにはあまり行かないんじゃないの?時期も時期だし、学校があるだろう。また、普通にクラブ活動をしている子たちも多いだろうから、そんなところに言っている暇はないと思うが。
 こういう恣意的なデータを見ると一昔前の「ブルセラブーム」の時の「街頭アンケート」を思わせる。TVなんかのアンケートで「平日」の「昼間」に「渋谷」界隈をぶらつく女子高生を対象にアンケートを取って、「パンツ売り」が70%とか言ってたな(まともな女子高生はそんな時間に渋谷にいませんよ)。こういう数字で一般化されても困りますな。マスコミ関係者というのは、数字をきちんと見ることができんのかね?
 で、実際に「性病検査を受けてもいいと考える女性」というのは、簡単に言えば、「思い当たる節がある」女性と言うことだろう。性病罹患がありえないバージンの子は、そもそも検査に来るまい。従って、検査から漏れた中にはかなりの非感染者が含まれるだろう。加えて、検査を受けた人は、「心当たりがある」のはもちろんだが、「何らかの異常を感じている」可能性すらある。以上のことを考えれば、罹患率は大きく変化すると思うぞ。

 ただ、この数字自体には当然意味はある。ある特定の条件下における性病罹患率としては十分価値ある数字だし、六本木で開業する赤枝先生がそのようなデータを重視することに何の問題もない。ここで問題なのはWaiwaiの記事のこの数字の取り上げ方だ。

>アカエダが週刊アサヒに語ったところによると、彼が昨年行なった無作為抽出のテストにおいて、10代後半から20代前半の125人の女性のうち82パーセントがなんらかの性病に罹ったことがあることが分かった。また、今年に行なったティーンエイジの少女を対象とした無作為調査では、さらに驚くべき結果が出ているという。

 こういう書き方はおかしいな。「新聞記者は数字を読むことができません」と言っているに過ぎない。上で書いたように、これはある特定の条件下における性病罹患率であり、とても一般化できるような物ではない。にもかかわらず、「無作為抽出」という言葉を使うことは許されない。調査を依頼する方も作為があるし(「4月〜6月」「六本木交差点」)、受ける方も作為がある(性病検査を受けてもよい女性)。こんなのを無作為抽出とは言わん。本当の無作為抽出試験をするのなら、高校なり大学なりに協力を要請して、サイコロでも振って検査をすればよい(まあ、協力は得られないだろうけど)。

 さて、毎日Hentai新聞の対応が見えてこない以上、今のところやることは、Waiwaiの記事の検証しかない。

 じっくり、腰を据えてかかりましょうか。

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