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zoom RSS マスコミの捏造にたいする (かつての)毎日新聞の対応

<<   作成日時 : 2008/07/04 18:56   >>

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 今は昔、関西テレビに「あるある大事典」という番組があったそうな。その番組内では、多くの情報を取り扱い、お笑いキャラの登用もうまくいっていて、子供を中心に大人気だったそうだ。
 そんな番組に異変が起きたのは2007年1月7日のことだ。この日、取り上げた食材は「納豆」。日本ではおなじみの商品であり、これを食べるとやせるというふれこみの放送だった。
 しかし、この番組内で使用された検査データが改ざん、捏造されたものだとわかり、大問題となる。その結果、関係者の処分(社長他取締役の解任を含む)が行われたのはもちろん、民放連からの除名処分も受けた(後に復帰したが)。

 関西テレビがおこしたことはもちろん許されることではない。ただ、一つ言っておくと、この事件による被害者は

「いない」。

 いや、だまされたのは間違いないので、そのことで文句を言うのはまあいい。しかし、具体的な被害はといえば、「無い」というのが真相だ。強いて言うなら、納豆が好きで好きでたまらない人が、買えなくなったことくらいだろうか?それでも、この程度の騒動にはなった。この時の毎日新聞の社説を見てみよう。

社説:ねつ造番組 報道機関を名乗る資格がない

 フジテレビ系列で放映されたバラエティー番組「発掘!あるある大事典2」でデータやコメントのねつ造が発覚した。納豆を食べるとダイエットできるという番組内容はまったくのでたらめだった。

 制作した関西テレビ(大阪市北区)は20日に緊急会見した。やせたことを示す写真は別人で、米国の大学教授の発言について日本語訳をねつ造したり、正常値になったとされる中性脂肪値は実際には計測すらしていなかった。

 今月7日の番組放送の直後から、納豆が急に売れ出し、価格も急上昇して、店頭から姿を消したところも多かった。ところが、ダイエット効果についてはまったくのねつ造で、増産体制をとった業者は一転して過剰在庫を抱えるなど、混乱が広がっている。

 テレビ番組をめぐっては、やらせや視聴率操作などの問題がこれまでも続いたが、ねつ造が引き起こした社会的な影響の大きさという意味から、今回の番組は特に悪質だ。新聞でいうなら社長が辞任に追い込まれた朝日新聞の「サンゴ事件」に匹敵する。

 にもかかわらず関西テレビは自覚に乏しい。緊急会見では当初「事実と異なる部分があった」と繰り返すだけで、記者から追及され、会見の最後でようやくねつ造を認める始末だった。

 会見では社長が「報道機関でもある放送局として」とも語っていた。しかし、こんな状態で報道機関と言えるのだろうか。関西テレビだけでなく、フジテレビ系列局全体としてとらえるべき問題だ。ライブドアとの攻防の際、フジテレビは「公共性」を強調していたが、公共性を語る資格があるのかとも言いたい。

 番組制作会社に丸投げし、テレビ局はノーチェック状態だったことも明らかになった。特定の食品を大量に食べればやせられるなどという話は常識的におかしく、それに気付いて当然だった。

 視聴率を稼ぐと同時に制作費を削り利益を増やそうとするテレビ局の経営姿勢が、ねつ造ややらせを生んでいると指摘されている。ねつ造は番組制作会社のスタッフの行為だが、少ない予算で酷使し、視聴率の獲得まで強いているテレビ局の責任はさらに重大だ。

 テレビ局は、コンテンツ産業の頂点に君臨してきた。しかし、コンテンツ産業の大部分がテレビ局の下請けという構図のままでいいのだろうか。お手軽なバラエティー番組ばかりが量産され、ねつ造ややらせまで行わざるを得ない状態でまともなクリエーターが育つとは思えない。

 テレビ放送のデジタル化が、巨額の公費をつぎ込んで行われているが、テレビ局と番組制作会社の関係がこのままでは、今回と同じことが繰り返されかねない。

 放送と通信の融合はさまざまな観点から論じられ、コンテンツ産業の育成も大きなテーマだ。そのためには、番組制作をテレビ局の下請けから解放するという視点と、そのための方策も必要なのではないだろうか。

毎日新聞 2007年1月23日 0時55分


 すばらしい。まったくもってそのとおり。さすがは天下の毎日新聞だ。いいこと言うねえ。
 しかしこの時、WAIWAIもまた、毎日新聞の冠をつけて公開されていた。もちろん、この社説氏は知らなかったのだろう。そう思いたいな(そうでなければ、むごすぎる)。

 この記者は、今、何を思うのであろうか?

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