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zoom RSS 福島大野 無罪判決 私なりのまとめ

<<   作成日時 : 2008/08/21 10:59   >>

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 福島大野裁判の自分なりのまとめです。

判決要旨
・被告人は無罪
・医師による胎盤剥離が大量出血の原因(予見可能性あり)
・ただし、死因は「癒着胎盤」。医師の取った行動は標準的で問題なし
・それ故、医師法21条違反ではない


こんな所かな。順番に見ていきます。

・被告人は無罪

 これは当然です。裁判の動向を見ている限り、あれで有罪になったらおかしい。まあ、一昔前(奈良シンタンポナーデ・加古川心筋梗塞の時期)なら、有罪になったかもね。マスコミとしては、残念なことだろう。

・医師による胎盤剥離が大量出血の原因(予見可能性あり)

 新たな「JBM」の誕生かな?「用手剥離が困難ならば、大量出血の可能性があり、子宮摘出も辞さず」ということだ。もちろん、これは新たな火種にはなるだろうが、損害賠償にはつながらないことになる。
 このJBMによって、摘出された子宮を調べることで、用手剥離が困難な胎盤の中で、どの程度「癒着胎盤」があるか、わかるようになるだろう。おそらく、その数字は大きなものではない。大部分が問題ない胎盤・子宮でしょう。もちろん、子宮摘出などする必要が無い。これは医学の進歩にはつながるかもしれないが、どのくらいの子宮が摘出されるのだろうか?考えるだけで恐ろしくなる。
 子宮摘出を受けた人はもちろん悲しむだろうし、場合によってはそれこそ裁判に出るだろう。ただ、裁判は判例主義で行くなら、原告は負けるけど。医師にしても裁判はいやだけど、こういう治療結果に満足はするはずもない。裁判官にはこういう感覚は理解できないか・・・。いったい何のための一文なのだろうか?

・ただし、死因は「癒着胎盤」。医師の取った行動は標準的で問題なし

 まあ、これはいい。ただ、これを言うなら、上の1文はいらなかったね。というより、言葉足らずというべきか。医師の行動如何によらず、患者は死に瀕していたということだ(どんなに元気に見えてもね)。だとすれば、今回の事例で医療過誤など存在しないことになる。上の一文を入れることで、原因がわかりにくくなるし、与える印象がずいぶん変わると思うな。

・それ故、医師法21条違反ではない

 これはもちろん、その通りだろう。異常死でない以上、21条違反には問えまい。


 以上のことから、医師無罪は当然。それでもこの判決には問題があると思う。上で挙げた「JBM」は、今後新たに騒動を起こすだろう(C肝のようにね)。その際にきっとマスコミは恥知らずにも、「子宮摘出した鬼」「医療界の闇」とか言って、叩くのだろう。
 このC肝という「薬害」をも引き起こした「司法害」は、もっと取り上げられてしかるべきだろう。その上で、司法(裁判所)に責任を負わせるべきである。それができないなら、三権分立など絵空事で、司法による一極支配が行われていることに他ならない(他の行政・国会についてはそれぞれ責任を取らされる。裁判所だけが内部での処分だけだ)。

 まあ、この裁判が控訴されるのかどうかはまだ不明だ。まともな検察官なら控訴しないだろう。ただ、この判決にはちょっと違和感を感じる。私の感じ過ぎなのかもしれないが。控訴してほしいという思いもありながら、加藤医師にはこれ以上負担をかけたくない。どうしたら、この判決内容を変えることができるのだろうか?こんなJBMはいやだな。

とりあえず、加藤先生。お疲れ様でした。
弁護された弁護士・医師の諸先生方もお疲れ様でした。


まあ、検察も難儀だったね。気の毒だとは思うが同情はしないよ。

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