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zoom RSS 中山大臣 辞任

<<   作成日時 : 2008/09/29 17:45   >>

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 中山大臣、辞任しましたね。残念なことです。まあ、あまりにも正直すぎるのかな?森元総理にも言えることだけど。


中山国交相の発言内容要旨2008年9月26日18時38分

■中山国交相の発言内容(抜粋)

《成田空港》

 (滑走路の)1車線がずうっと続いて日本とは情けないなあと。「ごね得」というか、戦後教育が悪かったと思うが、公のためにはある程度自分を犠牲にしてでもというのがなくて、自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかったのは大変残念だった。

《単一民族》

 外国人を好まないというか、望まないというか、日本はずいぶん内向きな、「単一民族」といいますか、世界とのあれがないものだから内向きになりがち。まず国を開くというか、日本人が心を開かなければならない。

《日教組》

 ついでに言えば、大分県の教育委員会のていたらくなんて日教組ですよ。日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低いんだよ。私は(文科相時代に)なぜ全国学力テストを提唱したかと言えば、日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ。調べてごらん。だから学力テストを実施する役目は終わったと思っている。



 さて、順に見ていきます。まずは〈成田空港〉ですが、確かにこれがすべてを表しているとは言えないが、そういう側面があることは否定できまい。まあ、舌足らずといってもいいが、失言と言うほどのこともあるまい。
 次の〈単一民族〉ですが、この発言内容をみて、単一民族というくくりで表現することには抵抗があるな。どちらかといえば、日本人の内向き思考を指していると言っていい言葉だろう。日本が単一民族で構成されていると考えるのは、いささか言い過ぎかな。
 最後の〈日教組〉ですが、これに関しては全くその通りだと思うな。この団体が強くて学力が向上するはずもない。なぜなら、彼らは「運動」に力を入れており、教育熱心にはとても思えないからだ。
 で、これに関する朝日新聞の回答〈言い訳?〉がこれだ。


朝日:「日教組強いと学力低い」中山説、調べてみれば相関なし2008年9月27日

 「日教組(日本教職員組合)の強いところは学力が低いんじゃないか」――文部科学相時代に全国学力調査を提案した中山国土交通相が、テストで何を調べたかったかについて、こんな「本音」を明かした。「現にそうだよ。調べてごらん」。しかし、データをたどってみると、成績トップの秋田の日教組の小中学校組織率が5割超で全国平均(34.1%)を大きく超えるなど、全体的な相関関係はうかがえない。現場の先生も「短絡的」とあきれ顔だ。

 「日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」

 教員採用不正事件を引き合いに出しながら中山氏がやり玉にあげた大分は、小中学校の日教組の組織率が6割を超える。今年の全国学力調査では、小6、中3の全科目で、平均正答率が全国平均を下回った。この点だけをみれば発言は「当たっている」ようにもみえるが、科目によって結果はばらつく。小6国語Aでは全国平均と2.9ポイントの差が付いたが、小6算数A、中3国語Aでは、わずか0.2ポイント差だ。

 では、調査の成績が良かったところはどうか。中山氏の出身地で選挙区でもある宮崎は、小6の2科目と中3の全科目が全国平均を上回るまずまずの成績で、組織率は1割未満。

 ところが、小6の全科目でトップ、中3もすべて上位3位に入った秋田の組織率は5割以上。組織率が9割近くと全国トップを誇る福井は、中3の3科目で1位だった。

 「中山説」では、成績の低いところは日教組が強いはずだが、小6、中3の全科目で最下位だった沖縄の組織率は4割弱にとどまる。中3の全科目でワースト2位だった高知に至っては1割に満たず、何ともバラバラだ。

 東京都内の中学校長は大臣発言に対し「短絡的だしピンぼけだ。だいいち日教組にそんな力はないのではないか」。ある自治体の教育長も「日教組にどんな恨みがあるか知らないが、個人的な思いを国政に反映させるのはとんでもない」。

 中山氏はインタビューで、自説が確認できたとして「学力テストを実施する役目は終わった」とも話した。

 新潟県の小学校教諭は、調査に疑問を感じながらも、学力向上に生かそうと励んだ。「地域で成績の差は確かにあるけど、それを改善するのが調査の目的だったはずだ。頑張ってきたのに、あの一言はないだろう」と憤る。

 沖縄県の小学校教諭は、調査の前、放課後の補習に追われた。テストのための勉強で、とても児童の学力がついているとは思えなかった。「やると言い出した本人がもう必要ないと気づくくらい無駄なテストなのだから、早くやめた方がいい

     ◇

 対象学年の全員を対象とする全国学力調査のそもそもの発端は04年11月。当時文科相だった中山氏自身が改革私案「甦(よみがえ)れ、日本!」で導入を表明したことだった。当時は目的について「競い合う心や切磋琢磨(せっさたくま)する精神が必要」と説いていた。

 その直後、国際学力調査で日本の順位が落ちたことなどもあり「学力低下問題」への対応策として急浮上。05年6月には、小泉内閣の「骨太の方針2005」に盛り込まれた。同年10月の中央教育審議会の答申は「子どもたちの学習の到達度・理解度を把握し検証する」と明記。国策として統一的に学力の様子を調べる必要性が強調され、毎年60億円かかるテストの実施へと進んでいった。

 今回の発言について、文科省には「あれは前からの持論だから」と冷めた受け止め方をする向きが多い。「別の役所の大臣だから」「『信念』をどこまでも語っちゃう人」「免疫できてます」。担当者の一人は「組合がどうのという目的はないし、役目が終わったということもありません」と話した。



 なるほど、日教組の組織率と成績には目立った相関はなさそうに見える。しかし、ちょっと短絡的だな。中山前大臣にしても、

 日教組の強い地域≠日教組の組織率の高い地域

だろう。日教組といえど、そのすべてが「国旗国歌反対」「君が代を教えない」「反米親中」というわけでもあるまい。入っちゃいるけど、そんな政治活動には参加している暇など無いというのが、現場の人には多いんじゃないのかな?その結果、組織率は高くても日教組の教育信条(政治活動?)が表に出ない教育現場というものもあるのだろう。そういうところが、成績が上がっているんじゃないのかな?
 また、組織率が低くても、その声の大きさは組織率とは関係あるまい。加えて、日教組という組織に加わっていなくても、その教師の行動原理が日教組と同じならば、その影響は無視できないものともなろう。これが日教組の組織率が低い地域での低成績の理由ではないのかな?
 後半の教育関係者の言葉はもう見るに耐えんな。

>短絡的だしピンぼけだ。だいいち日教組にそんな力はないのではないか

 こういう事言う校長のいる学校を見てみたいもんだ。日教組の力が大きいところなら、大笑いだな。なんで匿名なんだろう。実名を上げても罰は当たらんと思うが。


>日教組にどんな恨みがあるか知らないが、個人的な思いを国政に反映させるのはとんでもない

 その後の教育長のこの言葉、そっくりそのままお返しする。

日本にどんな恨みがあるか知らないが、個人的な思いを教育に反映させるのはとんでもない


>地域で成績の差は確かにあるけど、それを改善するのが調査の目的だったはずだ。頑張ってきたのに、あの一言はないだろう

 それ、当たり前のことだから。教師の仕事をなんだと思ってるんだ?こんなテストなんぞせずとも、そうするのが教師のつとめだ。是非とも実名で言っていただきたいな。

>やると言い出した本人がもう必要ないと気づくくらい無駄なテストなのだから、早くやめた方がいい

 まあ、沖縄の先生はしたくないかもな〜。どう見ても基礎学力が劣っているし、その理由はといえば、教師の質と言うことになるだろうからね。また、この先生、この試験対策の受験勉強をしていたようだが、あの問題そんなに難しいか?まともに勉強していれば普通に解けるもののように思える。私学受験の難問奇問ではないのだから、取り立てて勉強することもない。強いて言うなら文字通り「基礎学力の向上」こそが求められるというものだろう。常日頃の積み重ねがものを言うんだと思うぞ。そういうことを「受験勉強」というごまかしで何とかできると思っているところが愚かだな。日頃からの教育姿勢が見て取れるようだ。基礎学力向上に「受験勉強」などいらん。国語なら「読み書き」算数なら「計算」を地道にこなしていくことが成績につながるし、ひいては学力向上という結果が出ると思う。

 最もこれが一番手間がかかって大変なんだけどね。そういうことをしたくない教師なのでしょう。


 いずれにしても、朝日の反論は反論になってないし、こういう反応を見せるからには、痛いところを突かれていると言うことだろう。辞任は残念ですが、次回の選挙で是非とも「民意」を示していただきたいと思います。

中山成彬元大臣、がんばれ。

追加

 今日の朝ズバがずいぶんむごかった様子。見ていないので何とも言えませんが、ネットでの感触では、かなりむごい放送が行われたようだ。その内どっかに動画があがるだろうから、それで、文字おこしでもしてみようかな。

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