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zoom RSS 医師接待の実態 産経新聞

<<   作成日時 : 2008/09/03 11:17   >>

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 福田総理辞任会見のこと過酷と思ったけど、この記事があったので。

医療現場で接待漬け 高級料亭、キャバクラ…一晩10万円
9月2日8時1分配信 産経新聞

 ■業者、熾烈販売合戦 医師から要求も

 業界で企業再編が相次ぎ、販売合戦が熾烈(しれつ)化する医療機器メーカーや製薬会社。警視庁が先月、国立身体障害者リハビリテーションセンター病院(埼玉県所沢市)をめぐる汚職事件を摘発し、医師と業者との癒着の一端が明らかになったが、人の命を預かり、高い倫理が求められる医療現場は、一方で商売っ気むき出しの企業倫理に常にさらされている現実もある。不正の温床となっている接待攻勢などの生々しい実態が、関係者の証言から浮き彫りになった。

                  ◆◇◆

 「公立病院の医師相手に金額が大きかったときは一晩で10万円。食事のあとキャバクラを2軒はしごした」(1)

 こう証言するのは製薬会社で医療情報担当者(MR)の経験を持つ30代男性。彼は信越地方の中核都市にある支店に配属され、病院回りを担当。「接待相手の医師は病院でも力を持った人なので、安い所には連れて行けない」と、1人2万円は下らない高級料亭などが選ばれた。(2)

 MRの本来の仕事は、先端の医薬情報などを医師に伝え、効果的な治療につなげるとともに、自社製品の納入にもつなげていくことにある。しかし、医師に食い込むには営業努力が必要。診療終了後の大病院で、医師にコンタクトを取ろうとするMRや医療機器会社の社員が列をなすのは珍しい光景ではない。(3)

 過激な接待攻勢は過去に何回も社会の激しい批判を浴びてきた。平成3年には、医療現場へのリベート支給を禁止するための独占禁止法改正も行われている。企業側も倫理指針を作成するなど努力する一方で、医療機関が個別訪問を禁止する例も増えている。

                  ◆◇◆

 だが、合併・買収が相次ぐなど、食うか食われるかの激しい競争をしている製薬・医療機器メーカー。過去ほどではないにせよ、相手が国公立病院か民間であるかを問わず、涙ぐましい接待する例はあとを絶たないのが現実だ。

 今回の事件の摘発のあとも医療現場からは…。

 「講演や原稿執筆を依頼し、その報酬として現金を渡すことにしている」(医療機器メーカー社員)(4)

 「昆虫好き医師が『カブトムシが欲しい』というから採りにいった」(MR)(5)

 「職場の忘年会や花見は機器メーカーや製薬会社がセットしてくれる」(東京都内の民間病院医師)(6)

 「学会発表で使う何万円ものスライドを医療機器メーカーが用意し、学会への旅費も出したことがある」(埼玉県の民間病院医師)(7)

 「医師側が納入の見返りを求めることもある」「今回の事件にヒヤッとした。自分も捕まりかねない」といった声も出ている。(8)


                  ◆◇◆

 厚生労働省は「接待を受ける側が公務員の場合は法律で禁じられるが、国として民間病院を含む医療機関全体への指導はしていない。業界団体に任せている」(医政局)(9)という。

 製薬会社でつくる医療用医薬品製造販売業公正取引協議会は「公正競争規約で不当な金品提供は制限している。接待や歳暮は社会儀礼の範囲ならば認められる」というスタンスだ。(10)

 医療ジャーナリストの長田昭二さんは「医者の体質にも問題がある一方で、企業も競争に勝つにはやめられない事情がある。悪しき慣例をやめれば、製薬や医療機器のコストが下がることにもつながる」と指摘している。(11)

                   ◇

【用語解説】国立リハビリ病院汚職事件

 医療機器納入をめぐって、販売会社「ヤマト樹脂光学」から現金60万円を受け取ったとして、警視庁捜査2課は8月18日、収賄の疑いで、国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の元部長、簗島謙次容疑者(63)を逮捕した。元部長は業者側に眼科の医療機器や消耗品の納入の際、発注情報を漏らしていたとされ、捜査2課が実態解明を進めている。



 こないだの「福島大野」の意趣返しかな?かなりの誘導と悪意を感じるけど。では、順番に見ていきましょう。

(1)「公立病院の医師相手に金額が大きかったときは一晩で10万円。食事のあとキャバクラを2軒はしごした」
(2)「接待相手の医師は病院でも力を持った人なので、安い所には連れて行けない」と、1人2万円は下らない高級料亭などが選ばれた。


 ずいぶん安い交際費だな。食事+キャバクラ2軒で10万円。医師は一人だろうが、MRもいるから、最低でも2人(普通は3人以上)だろう。となれば、一人あたり、5万円以下。公務員への接待と考えれば確かに問題かもしれないが、通常の接待として考えると決して問題あるほどの金額とも思えん。
 かくいう私も学生時代に企業の接待を受けたことがある(教授・助教授の代理だけどね)。学生4人ほどと企業の人2人で焼き肉食って居酒屋に行った。おそらく、総額10万程度だったと思う(田舎だから安い)。ただ、どっちが接待してたのか、よくわからなかったな。最初はともかく、最後の方になったら延々と愚痴につきあわされた感じがする。帰りには企業の人の方が酔いつぶれてへろへろになってたけど。医学部ではないけど、こういうのも問題なのかな?
 ただ、この金額が社会通念上、異常といえるほど高額かどうかは意見の分かれるところだろう。記者の悪意は感じられるけどね。この程度のことしか出てこなかったというのが、悲しいな。


(3)MRの本来の仕事は、先端の医薬情報などを医師に伝え、効果的な治療につなげるとともに、自社製品の納入にもつなげていくことにある。しかし、医師に食い込むには営業努力が必要。診療終了後の大病院で、医師にコンタクトを取ろうとするMRや医療機器会社の社員が列をなすのは珍しい光景ではない。

 さて、MRの社会的意義を講釈しているわけだが、もちろんこれはその通り。でも、営業ってそれだけじゃダメじゃないの?きれい事じゃあすまない部分ってのがあると思うけど。

 たとえば、ある病気に使う薬にAとBがある。どちらも薬効は同じ程度、副作用発現も同程度。で、学会での評価も両者に違いはあるものの、同程度の評価を受けている。これのどちらを納入するかを決めなきゃいけないわけだ。両方入れてもいいけど、たぶん使用にはばらつきがでるだろう(臨床試験なら話は別だけど)。また、大量仕入れによる値引きも期待できるのだろうから、どちらか一方に決めるのが常道。
 この場合、一番手っ取り早いのは、納入価を下げること。これが一番いいのはもちろんなんだけど、これやると製薬メーカーとしても利益率が下がる。メーカーとしてもこれは避けたいわけだ。そのために接待を行う。この接待に使われる費用というのは、値下げによる支出を必ず下回るレベルで行われる(でなければ、値段を下げた方がましだ)。医師にしてみれば、どちらを選んでもいい訳だから、いろんな意味で便利な会社を使うのもまた不思議ではない。
 こう考えてみると、この接待というのは医師のためというよりは、メーカーのためにあると言っていいだろう。接待を禁止した場合、薬の性能はもちろんだが、納入価格での勝負となる。これで会社の利益が減ることを考えれば、接待費など問題にならないだろう。

 この後、マスコミの言う異常な接待の隠された実態が明らかとなる。

(4)「講演や原稿執筆を依頼し、その報酬として現金を渡すことにしている」(医療機器メーカー社員)

 なんて悪辣な・・・・・。こんな事をしてはいけないな。講演や原稿執筆を依頼しても報酬を与えてはいけません・・・・・ってか?原稿料で飯を食ってるマスコミが書いていい事じゃないわな。これが気にくわないのなら、新聞記者は無給でいいな。


(5)「昆虫好き医師が『カブトムシが欲しい』というから採りにいった」(MR)

 カブトムシの採集となれば、早朝がデフォだから、朝早くからMRが採りに行かなきゃいけないんだ。これは許せない・・・・・まあ、買ってくればいいんだけどね。1匹500円くらいか?ヘラクレスとかなら別だけど、まさか採りには行くまい?


(6)「職場の忘年会や花見は機器メーカーや製薬会社がセットしてくれる」(東京都内の民間病院医師)

 なんて悪い奴らだ。これくらい自分でしろよ・・・・・とはいうものの、日本国内ならどの業種であれ、ありそうなことですな。この費用を出すにしても、銀座の接待よりは安上がりだし、忙しい医師たちにも好評のように思えるな。また、これは民間病院の医師ね。


(7)「学会発表で使う何万円ものスライドを医療機器メーカーが用意し、学会への旅費も出したことがある」(埼玉県の民間病院医師)

 本当に卑劣な奴らだ。自分の発表なんだから、自前ですればいい・・・・・何だろうけど、この発表内容によるな。この発表がこのメーカーの機器だとすれば、これは学会という名の営業活動でもあり、接待費というよりは広告宣伝費に属するものだろう。もちろん、スライド等もプレゼンするんなら必要なものだ。
 ただ、これも言ってるのは「埼玉県の民間病院医師」ね。民間企業が民間企業に接待をかけるというのは決して不思議なことではない。何で、病院だと問題なのだろう?
 また、交通費。この方、埼玉の人だけど、学会って東京が多いんじゃないの?だとすれば、旅費なんぞ問題にもならないな。(遠くても往復3000円くらいか?)

(8)「医師側が納入の見返りを求めることもある」「今回の事件にヒヤッとした。自分も捕まりかねない」といった声も出ている。

 これはいけないな。是非とも実例を挙げて告発すべきでは・・・・・って、この書き方では、どういうところで、どのようなことが行われているのかさっぱりわからんな。まるで、毎日Hentai新聞のWaiwaiの記事みたいだ。信憑性は0(ゼロ)と言っていいだろう。

 以上のように、これら実例は何の意味もない言葉の羅列だ。民間病院という言葉はあるが、公立病院の表記はない。民間ならば、法外なものでなければどうこう言う物でもあるまい。上の例を見る限り、とても法外な金額が出てくるとは思えんな。記者が必死になって集めても、この程度しか出てこなかったところに涙が出そう・・・。

(9)「接待を受ける側が公務員の場合は法律で禁じられるが、国として民間病院を含む医療機関全体への指導はしていない。業界団体に任せている」(医政局)
(10)製薬会社でつくる医療用医薬品製造販売業公正取引協議会は「公正競争規約で不当な金品提供は制限している。接待や歳暮は社会儀礼の範囲ならば認められる」というスタンスだ。


 厚労省の言うことも、製薬会社の言うことも当たり前すぎるくらい当たり前だ。これが問題だというなら、日本中から「接待」という言葉は消え去るだろう。「性能」「お金」だけが、判断基準になるというわけだ。困る会社がいっぱいでそうだな。もちろん、マスコミといえど、例外ではない。広告料という形で金銭の授受が行われている以上、報道内容がその会社に与するものは許されないと言うことにもなろう。
 たとえば、テレビドラマ等で、携帯電話会社がスポンサーとなっているものが少なくない。そのドラマの中で使われている携帯はすべてその会社のものだ。これをシェアに合わせて、ドコモ・au・ソフトバンク・ウィルコム等が混在するドラマがつくれるか?できたら大したものだ。また、そういうTVドラマに携帯電話の広告主は現れるかな?考えてみたらいい。

 最後に自称医療ジャーナリストの戯言がでる。

(11)医療ジャーナリストの長田昭二さんは「医者の体質にも問題がある一方で、企業も競争に勝つにはやめられない事情がある。悪しき慣例をやめれば、製薬や医療機器のコストが下がることにもつながる」と指摘している。

 医師の体質の問題?違うだろう。企業の体質の問題だと思うがね。いやならやめればいい。その分を納入価に反映させればよろしかろう(接待費分の値下げでは大して下がらんとは思うが)。同性能なら、安い方を選ぶよ。民間病院ならね。公立は知らん。ただ、公立の場合、金品が動けば贈収賄になるんだから、それで対処すればいい。最も上で書いた様な接待程度であれば、それを受ける方がメリットが少ないだろうけど。マスコミ曰く「医師は高給取り」なのだろう。こんなはした金に目を奪われることはあるまいよ。
 また、接待やめれば、コストが下がるだ?具体的にどのコストが下がるのか教えてほしいな。
 薬に関しては、同性能であれば低価格のものが使われることになるし、これは製薬会社の利益率が低下することを意味する。また、薬価を決めているのは企業でもなければ、医師でもない。誰が決めてるんだよ?わかってるだろう。
 機器に関しても、接待をなくせば接待費はなくなるが、その分価格というものが求められるようになる。同性能なら安い方を選ぶのが当然だからね。メーカーはこの動きを歓迎しないだろう。また、その機器を使っての医療行為の値段を決めているのは誰だ?

 ここまで書いたように、医療機関への接待が無くなっても、医師は困らない。困るのは医薬品・医療機器メーカーのみというわけだ。近視眼的にしか見えないマスコミにはこれがわからんか。

一見すると医師叩きだけど、よ〜く読めばメーカー叩きだぞ。
スポンサーに詫びいれとけよ〜。

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