行き先のない道しるべ

アクセスカウンタ

zoom RSS 外貨準備高の売却? 頭大丈夫か?民主党

<<   作成日時 : 2008/10/07 12:54   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 前エントリーで書いたロイターです。こういう事をこの時期を選んで言うあたり、政権能力がないということだろうな。

何故か、日本のマスコミは沈黙してるが。

再送:UPDATE1: 外準規模は大きすぎ、GDP比10%まで削減を=大塚・民主金融チーム座長
2008年 10月 2日 21:01 JST
*本文の一部表記を修正します。


 [東京 2日 ロイター] 民主党の大塚耕平・金融対策チーム座長は2日、財務省の視察後に記者会見し、外貨準備の規模が大きすぎるとした上で、現状で国内総生産(GDP)比で約20%に達する外貨準備の規模を、約10年間で10%程度まで半減を目指すべきとの考えを示した。


 大塚座長ら金融対策チームは同日、外国為替資金特別会計の実態と運用の実情の把握するため財務省為替市場課を視察した。いわゆる「埋蔵金」を財源として活用することを視野に、1)外貨準備の規模の圧縮、2)外貨準備の運用の透明性――について財務省から意見を聴取した。視察には、菅直人代表代行も同行した。


 財務省視察後に会見した大塚座長は、米欧に比べて日本の外貨準備高の対GDP比が高すぎると強調し「20%の比率を10%に半減することをターゲットに10年の計画は十分に立てられる」と述べた。ただ、大塚座長は、ドル売り・円買いを「いますぐ大々的にやることは必ずしも適切ではない」とも述べた。


 財務省によると、2007年末現在、日本の外貨準備高は9541億ドルで対GDP比は21.8%となっている。同時点の米国は740億ドルで同0.5%、英国が495億ドルで同1.8%。欧州中央銀行とユーロを導入している各国の中央銀行で構成するユーロ圏でも2349億ドルで同1.9%。


 ただ、財務省の杉本和行次官は同日の定例会見で、外貨準備について「適正規模についての国際的な意見の一致は見られていない」とし、「外貨準備を減らすと、外貨準備を売却することになる。為替市場に不測の影響を与えかねない。慎重に考える必要がある」と否定的な見解を示した。


 <外準の情報公開を>


 民主党は、外為特会による米政府系住宅金融機関(GSE)債の保有状況が非公開になっていることを問題視している。大塚座長は、外貨準備の規模圧縮を計画的に進めるためにも「外為特会の情報開示が重要だ」と強調した。


 また、金融対策チームの大久保勉事務局長は記者会見で、外為特会について「約100兆円の資金をわずか18人で運用している。大手金融機関のディーリングルームに比べて(財務省の)設備は貧弱だ」として、リスク管理体制の問題を指摘した。さらに、運用の手法について「米国債だけでなく、他にどんな運用ができるかがまったく議論されていない。これを明らかにして、専門家の知恵を入れながら、より正しいリスクコントロールが必要だ」と述べた。



 <埋蔵金として活用可能>


 さらに、2006年度決算では、外為特会の利益部分となる剰余金は3兆5322億円。このうち一般会計に1兆6290億円を繰り入れている。大塚座長は、外為特会の「埋蔵金」の認識について、剰余金の約3.5兆円を指摘し、「フローの果実として財源になり得る」との認識を示した。さらに、約100兆円の外貨準備の残高部分についても規模が大きすぎるとして「ストックをスライスして減らす中で埋蔵金として使える」と述べた。


 菅代表代行は2日の記者会見で、外為特会の剰余金から一般会計への繰り入れを除いた積立金について「19兆円余りあると財務省も認めている。最終的に国会あるいは政府で判断すべきものということで、この活用は可能だということを確かめた」として、財源としての活用に前向きな考えを示した。



 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者、伊藤 純夫記者、志田義寧記者)
 


 さて、私はあまり財テクには興味がないので、「外貨準備高」といっても、ピンと来ない。いろいろ調べて見た感じとしては、政府が買い付けするに当たって使われる「貯金」みたいなものかな。「額が大きすぎるから、半分使っちゃいましょう」というのが民主案のように見える。で、これを言っているのが、大塚耕平氏。大塚耕平というのはこういう人

昭和34年10月5日、名古屋市生まれ。愛知県立旭丘高校を経て、同58年早稲田大学政経学部卒業、日本銀行入行。同行営業局(現・信用機構室、金融市場局、考査局)、従業員組合執行副委員長、システム情報局調査役、政策委員会室国会渉外課調査役等を経て、平成12年末に同行退職。

 日銀にいたくらいだから、経済に関しては私よりは明るい人なのだろう。その人が言うからにはそれなりに真実があるのかもしれん。しかし、素直にうなずけない自分がいる。

>民主党の大塚耕平・金融対策チーム座長は2日、財務省の視察後に記者会見し、外貨準備の規模が大きすぎるとした上で、現状で国内総生産(GDP)比で約20%に達する外貨準備の規模を、約10年間で10%程度まで半減を目指すべきとの考えを示した。

 その意気や良し。だが、その影響は計り知れないだろう。この外貨準備高が約100兆円ほどあるようだから、その内の半分を10年で売却するというわけだ。年間5兆円ほどですな。これだけのドル売り圧力がかかると、ドルがどんどん下がるんじゃないの?買う方だって足元を見るだろうし、買いたたかれるのが落ち。売るにしても「こっそり」やんなきゃダメでしょう。


>ただ、大塚座長は、ドル売り・円買いを「いますぐ大々的にやることは必ずしも適切ではない」とも述べた。

 ちゃんとわかってるじゃないの。だったらこのタイミングでこういうことを言ってしまうセンスは、理解できないな。世界中でドルを買い支えて、アメリカをソフトランディングさせようと四苦八苦している時に言うべきことじゃない。
 また、この発言からもわかるとおり、売却をするにしても今すぐ使える財源でないことは明らか。使えない金は無いのと同じだよ。そういうのを「埋蔵金」とは言わんだろ。

まあ、民主党ならしそうで怖いけど・・・・・


>財務省によると、2007年末現在、日本の外貨準備高は9541億ドルで対GDP比は21.8%となっている。

 この数字は諸外国に比べると、多いようだ(中国に次いで2位)。では、適正な水準というはどのくらいだろう?Wikiによれば

外貨準備高の適正水準については統一的な見解はないが、実務的には、「外貨準備保有高/輸入額」は輸入の3ヶ月分以上、「外貨準備保有高/短期債務[1]残高」は1年分相当がベンチマークとして使用されている[2]。

ということらしい。ただ、ここに示されている基準というのは、「これだけあれば充分」ということではなく、「最低これだけは必要」ということだろう。貯金なのだから、多いに越したことはない。何でこんなに多いのかと言えば、「円安」に導くために必要だったというところか。民主案は貯金が多すぎるから使ってしまえといっているようにしか見えんな。どうせ使うなら、国債の償還に使うのが常道だろう。他の予算には使えないと思う。
 この後にちゃんとした人の意見が書かれるところが、日本のマスコミに見られない特徴だろう。

>「適正規模についての国際的な意見の一致は見られていない」とし、「外貨準備を減らすと、外貨準備を売却することになる。為替市場に不測の影響を与えかねない。慎重に考える必要がある」

 お説ごもっともです。民主のブレインにこういう人がいればねえ・・・。まあ、いないからこその民主党なのだろうけど。


>金融対策チームの大久保勉事務局長は記者会見で、外為特会について「約100兆円の資金をわずか18人で運用している。大手金融機関のディーリングルームに比べて(財務省の)設備は貧弱だ」として、リスク管理体制の問題を指摘した。

 これに関しては、まあ、わからなくもない。もっとも、人数が多ければいいと言う物でもないだろうけどね。大体、人数増やすというのは官僚が増えることになるが、それはいいのか?私はいいけど。

>大塚座長は、外為特会の「埋蔵金」の認識について、剰余金の約3.5兆円を指摘し、「フローの果実として財源になり得る」との認識を示した。さらに、約100兆円の外貨準備の残高部分についても規模が大きすぎるとして「ストックをスライスして減らす中で埋蔵金として使える」と述べた。

 前半についてはわからなくもない。まあ、そういう使い方もいいだろう。ただ、「儲け」の分を全額使うというのは賛同できないけど。大体これは恒久財源たり得ないな。こういうお金を一般財源化はできないだろう。大本の外貨準備高を取り崩していくというのだから、「儲け」もそれに応じて少なくなると言うのは自明だ。いずれは使えなくなる。こういうお金で何ができるだろうか?


>菅代表代行は2日の記者会見で、外為特会の剰余金から一般会計への繰り入れを除いた積立金について「19兆円余りあると財務省も認めている。最終的に国会あるいは政府で判断すべきものということで、この活用は可能だということを確かめた」として、財源としての活用に前向きな考えを示した。

 そりゃ、お金はあるだろう。問題は使える種類のお金かどうかということだ。どう見てもそう簡単に使えるとは思えんし、使い道も問題だ。まして、このタイミングで言うことではない。こういう事を言えるというのが「民主党の魅力?」なのかもしれないが。

 こんな馬鹿野郎を代表代行に決めたのは誰だ?


 2chのこの手のスレを見ていると、やたらと「韓国支援」を言う人がいる。盧武鉉時代は結構おもしろかったのでよく見ていたのですが、最近はあまり興味もなくなって見なくなってた。で、調べてみたらえらいことになってますな。ウォン爆下げ継続中だ。1ドル1300ウォンの大台に乗ったようだ。1年前(2007年12月)のドルレートが916ウォン(最高値)だから、1年間で40%以上下落したことになる。1年前の無金利の借金が年利40%ついているのと同じだ。大変ですな(普通は5%程度の金利があるからもっと大変。年利47%位か。何処の闇金だよ)。
 ウォン安は輸出業にとって追い風になるものなのだが、韓国の製造分野に関しては、基幹部品を輸入で補ってた様な気がする。だとすると、ものをつくるためには輸入が不可欠であり、輸入する際にはウォン安はマイナスになる。その下げ方もちょっとやそっとの下げではない。年40%の下げだ。輸入が40%あがって、輸出もそれに応じた価格が維持できるだろうか?もちろん、原油なんかも高額になる。
 もちろん、韓国政府といえど無能ぢゃない。ちゃんと手当てしましたよ。

・債券を売ってドルを買う。
・企業も転換社債を発行
・いろんなインフラ(空港など)を売却
・国債の利率上げ(売れないから)
・外貨準備高を取り崩してドル売り(ウォンの高値誘導)


で、とどめに

・年金を外貨建ての債券とKOSPI買い支えに使った。
 (数十%の差損が出ている様子)


 いつか来た道ですな。日帝以前の半島情勢に戻りつつあるような気がするのは気のせいかな。

・日韓併合  李氏朝鮮の債務を大日本帝国が肩代わり。
・IMF      日本が韓国を支援。

 いずれの場合も、感謝など無く、罵倒しか返ってこなかった。もう結構だ。


 話がそれたな。いずれにしても、民主党の言う外貨準備高の取り崩しは、この韓国の惨状を見ていれば、ある程度の予想はつく。それでもそれをするというなら、何に使うのか明確にしないとな。

「賠償おかわり」は、おことわりだ!

 とりあえず、衆院任期満了までこのままで行きましょう。それまでには、半島情勢はけりがついているだろう(良くも悪くも)。

参考
enjoy Koreaより
【AAで分かる韓国経済・前編】
【AAで分かる韓国経済・中編】
【AAで分かる韓国経済・後編】

 実にわかりやすいし、おもしろい。久々に「warosu曲線」という言葉を見たな。韓国も大変だろうけど、まあ、がんばれ。

19:03 追加
何でも韓国の法定金利は年利66%だそうだ(闇金は200%以上とか・・・)。
破産者が続出するわけだ。上で書いた年利47%なんてのは、かの国ではたいしたことないのかもしれない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
外貨準備高の売却? 頭大丈夫か?民主党 行き先のない道しるべ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる