毎日Hentai新聞 「開かれた新聞」委員会委員に聞く(3) 玉木明氏

 「開かれた新聞」委員会、3人目は玉木明氏。
 この方、Wikiは無いんだよね。とりあえず、今までの経歴みたいなものを書いておきます。

1940年新潟県生まれ。64年早稲田大学文学部卒。
新潟日報記者を経てフリー・ジャーナリストに転身。
週刊誌、月刊誌などをフィールドにニュース記事やルポルタージュを発表。
主な著書に、『言語としてのニュー・ジャーナリズム』(1992年、學藝書林)、『ニュース報道の言語論』(1996年、洋泉社)、『将軍と呼ばれた男-戦争報道写真家・岡村昭彦の生涯』(1999年、洋泉社)、『ゴシップと醜聞』(2001年、洋泉社)など。小説家でもあり、『死子生児』(白川書院)などがある。
執筆活動のかたわら、毎日新聞「開かれた新聞」委員会委員、TBS「放送と人権」特別委員会委員などを歴任し、メディアとジャーリズムのあり方について発言している。


 よくわからん。まあ、毎日系列お抱えの太鼓持ちであることは間違いなさそうだ。例の奈良大淀の時にも実に興味深い発言をされてました。

>玉木委員 毎日新聞は個人の医師を批判するだけで終わらせないという観点で一連の報道をしてきたと説明があったが、報道の在り方として大淀病院問題を伝えた初報の社会面(大阪本社)の記事が気になった。「遺族『助かったはず』」という見出しで、亡くなった母親の顔写真と、無事だった赤ちゃんを抱く父親の写真を掲載した。これは医師を告発していれば済んだ時代の形式で、既視感がある。新聞を開いた医師の中には、短絡的に医師たたき、医療たたきの記事がまた出たと受け止める人がいたと思う。新しい時代には新しい時代の器を考えてほしい。整理の仕方、見出しの付け方の問題もあるが、そろそろこういうパターンから抜け出し、新しい作り方ができないか。

 その第一報の見出しはこれ。

>病院受け入れ拒否:意識不明、6時間“放置” 
妊婦転送で奈良18病院、脳内出血死亡


 記事内容については、以前のエントリー(毎日Hentai新聞 「開かれた新聞」委員会委員に聞く(2) 柳田邦男氏)で。このタイトル・記事を見て医師叩き・医療叩きの記事と受け止めない人がいるとでも。「6時間“放置”」という言葉を見て、「ああ、医療現場が大変なんだな」と考えることができるという貴奴の思考は理解不能だ。
 このことに関しては書いているときりがないのでここまで。


では、いつものように。英文機械翻訳和文です。


July 20, 2008
Comments from Members of the Open Newspaper Committee (3)
Negligence of editorial responsibilities
By Akira Tamaki, Freelance Journalist


2008年7月20日
オープンな新聞委員会(3)のメンバーからコメントする。
編集の責任の怠慢
アキラ・タマキ、フリーランスジャーナリストによって


2008年7月20日
「開かれた新聞」委員会委員に聞く(3)
 ◇デスク機能ないまま放置――フリージャーナリスト・玉木明氏



These types of stories would have never appeared in the printed edition of a newspaper. I think that these stories were run because the Mainichi Daily News (MDN) is an online newspaper.

これらのタイプの話は新聞のプリントされた版において一度も出現したことがないであろう。 私は、マイニチ・デイリー・ニューズ(MDN)がオンライン新聞であるので、これらの話が実行されたと思う。

 このような内容の記事が載ることは新聞本体ではありえないだろう。こうしたことが起きたのは、ネット新聞だったからではないか。(1)



The Internet has a function of turning information into just another piece of information. On the Net, newspapers, weekly magazines and personal blogs are deprived of their individuality and arranged horizontally as simple information. The writer of the column in question was caught up in the atmosphere of the Internet and quoted magazine articles that were based on underground culture and were obscene. The writer then posted such articles on one of the media outlets of the Mainichi Newspapers, which is the publisher of a general newspaper. The staff writer in this case was processing information rather than writing stories.

インターネットは、情報を情報のありふれた断片に変える機能を持っている。 ネットの上で、新聞、週刊誌、および個人的なWebログはそれらの個体を奪われて、簡単な情報として水平に配置される。 問題のカラムの作家は、インターネットの大気に巻き込まれて、アングラ文化に基づき、わいせつであった雑誌記事を示された。 それから、作家はそのような記事を毎日新聞のメディアアウトレットの1つに投稿した(それは一般紙の出版社である)。 この場合のスタッフ・ライターは話を書いているというよりも情報を処理していた。

 ネットには「情報の情報化」をもたらす機能がある。新聞も週刊誌も個人ブログもその個別性を奪われ、ただ情報として並列に並べられる。このコラムの筆者はそういうネットの感覚に陥り、アングラでわいせつな雑誌記事を引用して一般紙である毎日新聞のメディアに載せてしまった。ここでの記者の仕事は、原稿を書くというより、情報を処理する作業に近い。


The qualifications of the staff writer who did such a thing should be called into question. I don't think he is a properly trained journalist. I wonder if he has sufficient knowledge about the Japanese media. Some of the magazine articles he quoted were not properly researched. Proper newspaper reporters would never have been so unprofessional as to copy magazine articles and post them in a media outlet operated by a newspaper.

そのような事をしたスタッフ・ライターの資格は疑問視されるべきである。 私は、彼がちゃんと訓練されたジャーナリストであると思わない。 私は、彼が日本のメディアについて十分な知識を持っているかどうかと思っている。 彼が引用した雑誌記事のいくつかが適切に研究されなかった。 適切な新聞記者は、決して、雑誌記事をコピーし、彼らを新聞によって操作されたメディアアウトレットの中に送るようにそんなに本職でなくなかったであろう。

 こうしたことをやってしまう記者個人の資質はどうなのか。訓練を受けたことのあるジャーナリストとは思えない。(2)日本のメディアに対して十分な知識があったのだろうか。彼が翻訳していた雑誌の中には、きちんとした裏付けを取らない記事もある。そもそも雑誌の記事を引き写して新聞メディアに載せる感覚は、普通の新聞記者ならば持ち合わせない。(3)


There are also problems with the in-house system, in which the problem had been overlooked since the column began to appear on the Internet. It is beyond my comprehension why it had been left entirely to the staff writer's discretion to write and check his own stories, even if he was the chief editor.

また、企業内のシステムについての問題がある(それにおいて、カラムが、インターネットに出はじめて以来、問題はずっと見過ごされていた)。 なぜそれが、彼が編集長であっても書き、彼自身の話をチェックするために完全にスタッフ・ライターの裁量に任せられたかは私の理解の域を超えている。

 ネットでの配信が始まって以来、問題が見過ごされてきた社内のシステムにも問題がある。編集長とはいえ、一人の記者に書くことからチェックすることまで一任していたのは解せない。(4)


The most important function in a newspaper is the desk editor's function of instructing staff writers and checking their articles. The desk editor is in charge of what and where staff writers cover and how they cover these stories, and instructs them to gather further materials if necessary. I wonder why an editorial department that lacks this important function was left as it is over such a long period of time. The organization of the editorial department must be reviewed with these problems in mind.

新聞の中で最も重要な機能は、スタッフ・ライターに指示し、彼らの記事をチェックする机上用のエディタの機能である。 机上用のエディタは、何か、そしてどこでスタッフ・ライターがカバーするか、そしてどのように彼らがこれらの話をカバーするかを担当していて、彼らに、必要ならさらに素材を集めることを指示する。 私は、それがそのような長い期間の間にある時に、なぜ、この重要な機能を欠く編集部門が去られたかと思っている。 編集部門の組織はこれらの問題を思ってレビューされなければならない。

 新聞社では記者を指導し記事をチェックするデスク機能が最も重要だ。記者が何をどこでどのように取材しているのかを把握し、必要ならば追加取材もさせる。(5)その機能がないまま、なぜ長い間、放置されたのか、そういう組織の在り方を見直さねばならない。(6)


Representatives from various divisions at each newspaper regularly gather and discuss how the day's pages will be made. This also functions as a checking system. Through their long experience, newspapers have built up a system in which individuals cooperate in an organized way instead of working in an isolated manner. This enables them to automatically check articles through an organized system. I want the Mainichi to make full use of such a system.


各新聞の様々な部門からの担当者は規則的に集まり、どのように日のページが作られるであろうかを議論する。 これはまたチェックシステムとして機能する。 それらの長い経験を通して、新聞は、分離された方法で働く代わりに、個人が組織された方法で協力するシステムを増強した。 これは、彼らが組織されたシステムを通して自動的に記事をチェックすることを可能にする。 私はMainichiに、完全にそのようなシステムを利用してほしい。

 また、新聞社では毎日、新聞を作るために、定時に何度も各部の関係者が集まって、その日の紙面をどう作るか話し合う会議がある。それもチェックシステムになっている。一人一人が孤立するのではなく、組織で動くことで有機的に、自動的にチェックができるスタイルを、新聞社は長年の経験で構築しているのだから、それを生かしてほしい。(7)


 タイトルについては、以前の2つに比べるとまだまともかな。英文和文とも似たような表記になっている。
 ただ、最初っからとばしますなあ。

(1)このような内容の記事が載ることは新聞本体ではありえないだろう。こうしたことが起きたのは、ネット新聞だったからではないか。

 毎日Hentai新聞本誌でも、誤報・虚報・捏造は枚挙にいとまがないように思うけどね。毎日Hentai新聞本誌がそうなのだから、チェックの甘かったとされるMDNで、そのようなことが起こらないはずもあるまい。
 だた、こう書くことで「ネットはともかく、毎日Hentai新聞本誌は信頼できますよ」と国内外の人にアピールしているのだろう。もっとも、いい加減な記事が多いのは今まで述べたとおりだ。これらのことから考えると

「嘘・大げさ・紛らわしい」は毎日Hentai新聞の特徴とも言える。

 この後、「ネット」と「情報」を言う言葉を使った「言葉遊び」が書いてあり、担当記者の素養について書かれている。

(2)こうしたことをやってしまう記者個人の資質はどうなのか。訓練を受けたことのあるジャーナリストとは思えない。

 大丈夫。毎日Hentai新聞本紙の記者もそれほど上等ではありませんから。まあ、どんぐりの背比べですね。どっちがいいと言ったところでたかがしれてます。そのような記者の訓練なんぞ推して知るべし。


(3)そもそも雑誌の記事を引き写して新聞メディアに載せる感覚は、普通の新聞記者ならば持ち合わせない。

 毎日Hentai新聞とも思えぬ言葉だな。裏を取らない伝聞記事がやたらと多いのが毎日Hentai新聞だろう。そういった意味では、例の記事の配信元になった「何とか新撰組」等と大きな差はない。
 最近でも「テラワロス」があったばかりだし、「ナヌムの家」「日出処の天子」なんかの記事が載った新聞がそんなこと言ってはいけないな。それとも名前を

毎日Hentai伝聞

とでも改めますか?


(4)編集長とはいえ、一人の記者に書くことからチェックすることまで一任していたのは解せない。

 チェックを受けているはずの毎日Hentai新聞本紙でさえ、この有様なのだから、毎日Hentai新聞のチェックなど無いも同然です。MDNは・・・言うまでもないでしょ。チェック体制の有無は関係ないでしょう。あったとしても、ザルのなのだから。


(5)記者が何をどこでどのように取材しているのかを把握し、必要ならば追加取材もさせる。

 「奈良大淀」の追加取材のあげくにやったことといえば、「過去記事の改竄」じゃなかったっけ?そして、あたかも最初から今の医療現場の危機を報道していましたというあたり、ほんっとうに恥知らず。こんな言い訳が通用すると思っているくらい毎日Hentai新聞関係者というのは 馬鹿ばっか なのかね?


(6)その機能がないまま、なぜ長い間、放置されたのか、そういう組織の在り方を見直さねばならない。

 チェック機能のある毎日Hentai新聞本誌でさえああなのだから、これは仕様でしょう。他の報道機関には見られない「毎日Hentai新聞仕様」とでも言うべきものかな?


 で、結びの言葉がこれ。

(7)一人一人が孤立するのではなく、組織で動くことで有機的に、自動的にチェックができるスタイルを、新聞社は長年の経験で構築しているのだから、それを生かしてほしい。

 他の新聞社も怪しいもんだと思うが、毎日Hentai新聞がそのようなスタイルで動いているとはとても思えんな。こういう言い訳が通用すると思っているあたり、毎日Hentai新聞もそうだが、この玉木氏の思考力・理解力・分析力が推察できるというものです。ついでに言えば、言い訳能力も決して高くはなさそうだ。


次で最後だ。がんばろう

21:01 他のエントリーと同じタイトルに変更しました。

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この記事へのコメント

Angelina Mum
2019年05月06日 16:23


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