奈良 障害者訴訟の続き

 さて、読売新聞は今のところ、無視を決め込んでいるようだ。しかし、ここが報道した。

奈良新聞:和解せず地裁決定に - 両親、早期解決期待【下市就学訴訟】
2009年6月16日 奈良新聞

 体が不自由なため車いすを利用する下市町の少女(12)が、同町の公立中学校への入学が許可されず、少女と両親が就学を求めて町と町教育委員会を相手に訴えている訴訟で、奈良地裁で15日双方に詳しく意見を聞く審訊(しんじん)が行われた。両親側は代理人の弁護士2人と合わせて4人、町側は代理人の弁護士ら2人が出席し、あらためて奈良地裁はそれぞれの主張を確認。その結果、和解せずに奈良地裁が決定を下すことが双方に伝えられた。

 今月2日の中学での現地視察後に奈良地裁から和解の提案があり、両親側は前向きな姿勢をみせていたが、結局は双方の主張は歩み寄りがみられなかったもようだ。

 母親は「一日も早く娘を中学に通わせてあげたいという気持ちは変わらない。町側の出席が代理人だけだったので、和解は難しいというのは感じていた」と話し、早期の決定に期待を寄せた。



 予想通り、物別れに終わった。ま、当たり前だわな。そう簡単に折れることができるなら、訴訟準備など必要ない。絶対に飲めないからこその訴訟だ。しかしまあ、こういう書き方はどうなんだろうな?この記事では何もわからない。こういう記事を書く記者は一体何を言いたいんだろう。


>今月2日の中学での現地視察後に奈良地裁から和解の提案があり、両親側は前向きな姿勢をみせていたが、結局は双方の主張は歩み寄りがみられなかったもようだ。

 前向きな姿勢って何だ?今までの報道を見る限り、「差別」としか言っていないように思えたが。こう書くんだったら、具体的にどう前向きだったのかを書かないと、読む人はわからないだろう。以前の読売の記事を読む限り、母親には妥協の意志はなさそうだけどね。

和解で下市中へ入学できればこの上ない幸せ

このコメントの何処に前向きな姿勢が見られるのだろう。「町が努力するのは当たり前」「我々はそうしてもらう権利がある」というような空気すら感じるんだけど。
 和解っつうからには、町も妥協し、両親も妥協し、落としどころを見つけるものだと思うぞ。予想される落としどころとして、両親が用意したものとは何だろう?以下は予想です。

1.「何かあっても責任を学校に求めない」という念書を書く
 これは、全く何の意味もないことが広く知れ渡っており、こんな紙切れでは町は納得しないだろう。受け入れたからには学校に責任があるし、それから逃れることはできない。
2.私たちがつきそう
 これまた、何の意味もない。こういう約束を反故にした人がいたからな。その時、対応を迫られるのは学校だ。これも譲歩の内には入らない。
3.両親が介護者等を付ける
 これまた、口約束で何の意味もない。これを言うなら、介護者等を雇うお金を町に前払いするくらいでないと、受け入れは無理だろうな。当然、前払いは両親は拒否するだろう。
4.工事費を負担する
 総額では億を超える工事費となると思われる。この両親にこのようなことができるくらいなら、最初から言うだろう。負担するにしても一部がせいぜいで、後の大部分が町の負担だろう。最も、これをやっても介助者はいるだろうけどね。その費用は当然親持ちだ(前払いね)。これは、両親も町も受けまいよ。

とまあ、私の考える限りの妥協案は、こんなもんです。物別れにならない方がおかしい。


>母親は「一日も早く娘を中学に通わせてあげたいという気持ちは変わらない。町側の出席が代理人だけだったので、和解は難しいというのは感じていた」と話し、早期の決定に期待を寄せた。

 だから、養護学校中等部なら、すでに在籍してるだろう。そこに行かさないのは町ではなく、あなた方の意志だ。その辺を肝に銘じておくべきだろうな。

 ま、近いうちにこの子の方から養護学校に行きたいと言うようになるかもね。先生が派遣されてるようだから、その先生に学校の様子などを聞くこともあるだろう。いろんな事をその先生に教えてもらえばいい。
 今までの友達はおそらくはだんだん疎遠になっていくだろう。これはしかたない。その友達は友達で中学生活があるのだ。勉強もあれば、クラブもある。年頃の娘さんなら恋もするだろう。何時までも昔の友達にかまけている暇はないと思う。もっとも、これは下市中に入学しても同じだけどね(今ほどではないにしても)。
 だったら、新たな環境に飛び込んで、新しい友達・仲間を作るというのもいい。もちろん、今までの友達とつきあいが無くなる訳じゃない。今までの友達に加えて、新たな仲間が増えるとも言える。まして、その仲間は様々な障害を持ち、同じような悩みを持った子供たちだ。健常者の友達とはひと味違ったつきあいになるだろう。それはそれでいいことだと思うな。

 ただ、この母親の言葉の中に違和感がある。ここだ。

一日も早く娘を中学に通わせてあげたいという気持ちは変わらない

 自分は何一つするつもりが無いのに、誰かにしてもらうことを前提にこう言いますか。この騒動の中、「運動」以外に何をしたんだ?通わせてあげたいなら、自らが汗を流して、毎日毎日付き添えばいい。もう遅いけど小学校時代にしておくべきだったな。そのような実績があれば、自ずと町の答えも違ったかもね。

後悔さきにたたず

これにつきるな。日頃の行いがこういう時に問われるんだと思うよ。もう手遅れだけどね。

 この子に関してはこの両親から離して、養護学校でしっかり教育・リハビリした方がいいと思う。その方がこの子の将来・未来につながるだろう。

手遅れになる前に裁判所が決断してくれればいいなあ


21:05 追加
この記事が毎日Hentaiだとこうなる。

毎日:下市の中学通学訴訟:地裁の解決案、町教委応じず /奈良
 体が不自由なため下市町立下市中への進学が認められていない同町の女子生徒(12)と両親が、同中学への進学を求めた訴訟で、奈良地裁(一谷好文裁判長)は15日、生徒側と町教委側から意見を聞いた。

 生徒側の弁護士によると、地裁が話し合いによる解決を提案したが、町教委側は応じなかった。このため、地裁は仮通学を認めるかどうか決定を出す。

 この日は非公開で、裁判官3人と生徒の両親、弁護士らが出席。終了後、父親は「同じ義務教育なのに、なぜ小学校には行けて、中学校は駄目なのか。娘が一日も早く中学校に通えることを望みます」と話した。【高瀬浩平】



まるで、町が悪いみたいだな。原告にしてみたところで、町の提案にはのらなかったんだろ。

>生徒側の弁護士によると、地裁が話し合いによる解決を提案したが、町教委側は応じなかった。このため、地裁は仮通学を認めるかどうか決定を出す。

こういう報道するなら、両者の言い分を聞けよな。

ま、Hentaiならしかたない


23:08 Hentaiに追加

表題と中身が違う!!

タイトル:地裁の解決案、町教委応じず

とあるが、地裁は解決案なんぞ出しとらんだろ。嘘も大概にせい

いくらHentaiといえど、やっていいことと悪いことがあるだろう、クズめ!

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この記事へのコメント

小川 靖則
2009年06月17日 06:29
ブログ屋久島高平窯の小川です。ブログ拝見しています。「同じ義務教育なのに、なぜ小学校には行けて、中学校は駄目なのか。娘が一日も早く中学校に通えることを望みます」と話した。どうして、なぜ養護学校があるのだろうかと、考えたことがあるのだろうか。。一般の中学に行くとなると、あらゆる面で他人のお世話になると思わないのだろうか。
社会人として感謝と配慮が欠けているように思われる。何事も常識とバランスが必要と思われる。
身体障害者はあらゆる恩恵を受けているので、恩恵はあたりまえ、受けて当然と感覚が麻痺しているようである。社会の負担を考えてほしいものである。
XL
2009年06月17日 10:48
小川様 コメントありがとうございます。
私もこの両親の行動は、長い目で見て障害者のためにならないと考えます。中長期的な目標としてこのような主張をするならそれもいい。しかし、あまりに性急すぎる。これでは、今までこの子を支えてきた町民の理解なんぞすっ飛ぶでしょう。
 もっと言うなら、町サイドは小学校期におけるこの支出の責任を追及される可能性すらある。このような貧しい地域でのこの支出は、あくまでも町民の理解がないとむずかしいと思います。
 この町民の理解をこの両親はどのように考えているのか・・・・・知りたいところです。

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