命名 赤松口蹄疫 だそうだ。まあ、妥当かな

 さて、今日は農水相の対応について。
以下に、概略を列記する。一部おかしいと思うところは、順次指摘していく。

赤松農林水産大臣記者会見概要 平成22年4月20日(火曜日)

大臣

じゃあ、始めさせていただきます。今日は、ちょっと、盛りだくさんなので、バーっと私の方から報告させていただくことだけ報告させていただいて、そして後で、順次、それぞれについて、ご質問をいただいたり、あるいは、その他のご意見でご質問という形でいいですか。はい、じゃあ、お願いします。
まず、本当は、今日も、ちょっと記者会見遅らせていただきましたのは、ご存知のとおりに、口蹄疫が発生をいたしまして、正式に申し上げますと、4月19日月曜日、宮崎県が当該農場の牛の口蹄疫感染の可能性を否定できなかったことから、私ども、当省の担当課に連絡がございました。動物衛生研究所に検体を持ち込み、これは、昨日、19日の24時頃、夜中の12時頃でございますけれども、PCR検査を実施をしたと。今日、PCR検査、4、5時間かかるものですから、私のところは、夜中にFAXが入ってきましたが、PCR検査の結果、陽性を確認をしたということでございます。
その他の、いろいろな病気については、県の家畜保健衛生所が、例えば、ブルータングだとか、あるいは、(牛)パラインフルエンザだとか、ウイルス性の下痢だとか何とか、イバラキ病だとか、それは全てやったのですが、それは、いずれも陰性だったということで、こうした、口腔内のびらん等については、あと、残るのは、口蹄疫ではないかということで、検体の持ち込みがされたということでございます。
その結果、PCRの結果、3頭中3頭で陽性を確認したということでございます。それで、直ちに、農林水産省といたしまして、私、今朝、指示をいたしまして、口蹄疫防疫対策本部を設置をするようにと、そして、ただちに第1回会議をやるということで、閣議後に、その第1回会議をやらせていただいたところでございます。
皆さん方にお願いを申し上げたいのは、大変、感染力の強い病気でございますので、韓国の例を見るまでもなくですね、非常に、誰か立ち寄ると、足の、靴の裏から、そのあれが蔓延するとか、いろいろあるものですから、極力、情報等については、本省から、あるいは、当該県の宮崎県から流しますけれども、直接、本当は、そこへカメラを持ち込んでとかいうことも、お気持ちは分かりますが、是非、それは、厳に慎んでいただきたい。蔓延を引き起こす恐れもあるものですから、そういうご協力を、報道関係の皆さんにはお願いをしたいと思っております。
それから、あと、もう一つは、風評被害みたいにですね、「ああ、牛が危ないぞ」、「豚が危ないぞ」みたいな、牛や豚は食えないみたいなことになると、また大変なことになりますので、今、10キロ(メートル)以内、20キロ(メートル)以内ということで、制限を付けまして、10キロ(メートル)以内は移動制限、それから、あと20キロ(メートル)以内は搬出制限区域ということの、そういう区切りをいたしまして、少なくとも、10キロ(メートル)以内については、殺処分、当然、この十何頭、16頭だったかな、いるわけですけれども、全て殺処分にしますが、殺処分完了後、21日間は、そういう、移動制限、通行制限ということで、厳しく、当該農場を中心とした半径10キロ(メートル)以内の区域を、そういう扱い、制限をかけますので、その点については、これ以上、拡がることのないように、万全の措置を執りたいと、このように思っております。
あと、感染源とか、感染経路の究明等については、本日中に、そういう専門家による委員会を開催をいたしまして、その中で、これらの問題についても、しっかりと対応していきたいというふうに思っております。これについては、とりあえず、そういう報告です。あとでまた、もし、ご質問があれば、詳しくお伝えします。

(中略)



記者

先ほどの、宮崎の牛ですけれども、どのようにして発覚したんですか。


大臣

幹事さんに、ちょっと、丁寧に説明いたしますと、まず、今、私どもに届いている報告では、4月9日に、飼っているうちの1頭の口腔内にびらんを確認して、家畜保健衛生所へ、その生産者が通報したと。そうすると、宮崎県の家畜保健衛生所は、立入検査をして、同居牛に異常がないために、経過を観察してみようということになったと。そうしたら、4月16日に、同居牛の、一緒の牛舎に入っている1頭が、発熱をして、食欲がないと、口腔内にびらんを確認したと、別の1頭に、よだれがたれる、流涎と言うのですかね、を確認したと。ただ、これは、発熱はなかったと。それで、17日の昼、家畜保健衛生所による立入検査をして、今度は、よだれをたらしてた、3番目の牛ですね、それに、びらんを確認したということで、19日の午前、家畜保健衛生所において、さっき言ったような、いろいろな病気の検査のPCRを実施したら、いずれも、これは陰性だったということで、その時点で、宮崎県の家畜保健衛生所から、農水省の動物衛生課に連絡があったということで、19日の午後、家畜保健衛生所は、口蹄疫の、病性鑑定のために、検体を採取して、それを、私どもの方に持って来たと。
検体は、病変部、びらん部のぬぐった液が3検体、それから、病変部のところが1検体、それから、血液の採取が16検体、これはもう全頭ですね、そこにいる牛全部、16頭全部の血液の採取、ということを持ち込んだということでございます。
そして、19日の24時に、動物衛生研究所に検体が到着して、直ちに、検査の結果、PCR、実施時間が4、5時間かかりますけれども、これと、抗体ELISA、これは48時間かかる、それから、ウイルスの分離、これには7日間かかるということですが、PCRの結果、20日の早朝、3頭中3頭が陽性だったということを確認をした、というのが経過でございます。
詳しいことは、また、必要であれば、紙にして、報道官から配らせますので、それ参照していただければと思います。
今日の、対策本部では、とりあえず、窓口といいますか、責任の部局は、平尾(消費・安全)局長のところの(大臣官房)審議官(消費・安全局担当)が幹事長としてやると、それから、動物衛生課が、庶務・事務局ということで、やらせていただくということですから、いろいろなご質問等は、そちらの方にしていただければと思います。いいでしょうか。


記者

これは、消費者への影響とか、出荷されてはいないのですかね。


大臣

出荷は一切してません。9日以降、出荷は1頭もしてません。
だから、是非、そういうことは強調していただいて、安全ですよと、病気にかかったあれは一切出てません、ということと、それから、万が一、それを食べたとしても、人体そのものには全く影響はないと、ただ、動物同士の感染力は非常に強いので、さっき言ったように、菌がですね、どんどんと、宮崎県で、それこそ牛肉が全部駄目になっちゃうみたいなことにならないように、是非、厳格に、移動禁止かけて、最小限の被害に止めたいというふうに思っております。
ただ、口蹄疫が発生したということで、対外的には、日本も牛肉を中国(香港等)やアメリカ等に輸出してますけれども、これは輸出停止ということになります、3か月間。そして、もうこれで口蹄疫は落ち着いたと、なくなったということを、相手の国が確認した時点で、また、向こうから言えば、輸入再開ということになるということで。これは、日本も同じ措置をとっておりますので、これはまあ、しょうがないことだと思います。


記者

激甚指定の関係なんですけれども、1か月半という、発生から早い推移だと思うのですが、指定となったことのお考えというか、お聞かせください。あと、対象の区域で、今後、指定になると思うんですが、現場の浜の方では、同じ浜から養殖棚に向かうのに、市町村の区割りで、A町はOKでB町は駄目だということになりはしないかという不安が広がってるんですけれど、その辺について、ちょっと。


大臣

おっしゃるとおりです。まず、結論から言えば、もう、我が省は、開かれた農水省、そして、何でも早くやる省ですから、特に、この問題起こった時に、現地からも、いろいろ陳情受けたり、いろいろしましたけれども、とにかく早く結論出して、早く応援できる態勢を作ろうということで、旧来以上に早い取組みだったということを自負をしております。
それから、今ご指摘のとおりに、本来の基準でいくと、例えば、宮城県なんか入らないところ、いっぱい出てきちゃうんですね。それから、いっぱい出てくるんだけれど、ひとつの町だけはいいと、あと周辺は全部駄目みたいなことになると、これは被害額によってとかいうと、個々の漁業者はものすごい打撃受けてても、全体としての被害額が何割に行ってないから駄目ですよ、みたいなことになっちゃうものですから、これは、このままにしちゃ、やっぱりいけないということで、見直しをさせてもらったと。たぶん、これも今日正式に決まったので、これ以降は、具体的に、どこが入るみたいな表を、よろしければ、僕はもう見てますが、お見せできると思うので、水産庁に言っておきますから、見てください。
そうすると、ほぼ、ほとんどのところがカバーできているというふうになりますので、自分のところだけがあれになっちゃたとか、この県だけが外されちゃったとかいうようなことにはなっていないということで、7割弱から9割強に増えたわけですから、本当に軽微なところは、申しわけないけれども、これは、お許しをいただきますけれども、そうでないところは、ほとんど入っているというふうに理解していただいていいんじゃないでしょうか。市町村を、是非、確認してください。そうなっているはずですから。


記者

口蹄疫の関係なんですけれども、今、韓国でも口蹄疫、感染問題等、問題になってまして、この時期に日本で出るということになって、これから感染源の究明等、本日中に、何か、先ほど、委員会と・・・。


大臣

今日中にね。専門委員会。


記者

それは、先ほどの開催されたものとは別の、どういった性質のものなんでしょうか。


大臣

そうですね。一体、感染源はどこだったのかとか、それから、そういう意味で言えば、専門的にどういう対応が必要なのかとかいうのは、正直言って、我々、素人では、そういう病理学的なことは分かりませんので、それは、もう、そういう専門家の先生たちに、きちっとその委員会の中で意見を出していただいて、それに沿って、農水省としては、積極的に、やれることは全てやっていくという姿勢で行きたいと。
ただ、くどいようですが、変に騒ぎ立てることが、かえって、本来必要なこと以上に、いろいろと不安を駆り立てたり、それが、いろいろな消費、本来、安全であるにもかかわらず、そういうのの消費が、それでもって、一気に落ち込んでしまうとかいうことになってはいけませんから、その辺のところは、冷静に、しかし、厳格に、緻密にやっていきたいというのが、私どもの基本的な考え方です。


記者

口蹄疫の発生は、日本では、いつ以来とかというのは・・・。


大臣

12年、平成12年以来。
あの時は、宮崎と北海道で、12年に出て以来です。

(後略)



所々誤字がありますし、表記が不明瞭なところ(1ヶ月半とか、何のこと?)もあります。ご配慮の程を。
さて、ここで、農水相が発表している時系列を書き出してみる。

4月 9日 牛の口内にびらん発見。家畜保健所に報告し、立入検査。
       同居牛に問題なく、経過観察。
4月16日 同居牛が発熱、食欲を欠く。びらん確認(2頭目)
4月17日 同居牛がよだれ。びらん確認(3頭目)
4月19日 PCRにて検査。陰性。
       この時点で、農水省に連絡。検体を送る。
       24時に農水省着。
4月20日 PCR陽性。口蹄疫確定

これを見るだけでも、赤松は外遊前に口蹄疫を知ってたことになるし、東国原知事の上京前に発生を知ってたことになる。その上で何もしなかった?こいつらの危機管理能力がはっきり出てるな。
 その上でこういう赤松。

>結論から言えば、もう、我が省は、開かれた農水省、そして、何でも早くやる省ですから、特に、この問題起こった時に、現地からも、いろいろ陳情受けたり、いろいろしましたけれども、とにかく早く結論出して、早く応援できる態勢を作ろうということで、旧来以上に早い取組みだったということを自負をしております。

・・・・・一体何をしたの?

この日にやったことは、東京に対策本部を作って、緊急会議を開いた位。他のことは何一つやってない。消毒薬等の物資の補給、人員の派遣等々やることはいっぱいあるはずなのに何もしていない。これは、今後の動きを見れば、徐々に明らかになる。



赤松農林水産大臣記者会見概要 平成22年4月23日(金曜日)

大臣

それでは、私の方から、発言を、まずさせていただきたいと思います。大変、皆さんにもご心配をおかけをしております宮崎県における口蹄疫の発生に伴う対応についてでございます。
これは、もう、本当に報道の皆さん方のおかげだと思いますが、平成12年の時と比べて、あの時は、もう大パニックになって、もう現地も、全国も、もうひっくり返るような、そんなあれでしたけれども、比較的、今回は、全国的にはもちろんですが、比較的冷静に、別に見くびっているわけじゃないんですけれども、非常に科学的にと言いますか、落ち着いて見ていただいているということで、私どもも、とにかく、こうした案件というのは、やっぱり、できるだけ早い対応、そしてまた、情報公開ということが、やっぱり、いかに必要かなということを感じまして、今、矢継ぎ早の対策は取ってますけれども、そういう意味で、報道の皆さん方も、きちっと、そういうことを公正に報道していただいているものですから、本当に助かってると、冷静にいろいろな方たちも見ていただいているということで、感謝を申し上げたいというふうに思っております。
全国的には、この間のジャスコの岡田社長(イオン取締役兼代表執行役社長)のお話じゃありませんけれども、流通・販売の段階でも、取り立てて売り上げに響いているとか、あるいは、豚価その他が下がっていると(いうことはなく)、むしろ上がっているぐらいですから、ということで、影響は、全国的には、比較的ないということで、その点も安心をしております。
ただ、これから、いろいろな、また、ことが起こってはいけませんので、今、全国の農政局におります不当表示のGメンがいますが、その人たちにも、主立ったスーパーその他、全部見させておりまして、例えば、「この店では、宮崎県産牛肉は使っていません」とかいうことを書くと、何か宮崎県産の牛肉は悪いように取られてしまうので、そういう、不当表示がないように、ずっと回らせております。七百数十店回らせましたが、1件もそういう表示をしているところはないということで、お店の側も、大変、適切な対応をしていただいているということでございます。
今日、申し上げるのは、皆さんのお手元にも、紙配ってありますので、それを、あとで確認をしていただきたいと思います。さらに、私の説明で足りないところは、原局(担当局)に聞いていただければいいと思いますけれども。
一つには、非常に、こうした移動・搬出制限区域内の畜産農家が、自動的に出荷できないということになりましたので、経済的な打撃や、あるいは、子豚が、どんどんどんどん生まれてくるものですから、その滞留等の問題が生じていることから、経営維持のための対策を講じていきたいというふうに思っております。
一つには、金融機関に対して、円滑な資金の融通と既往貸付金の融資条件の緩和を要請する文書を、昨日、3局長名で発出をいたしました。これは、融資条件の変更という、例えば、少し、返すのを猶予してもらうとか、そういうことを、個々に、それぞれ相談窓口を作って、きちっと対応して欲しいということを、農林中金ほか、そういうところに要請をいたしましたので、そこから、今度、農協やいろいろなところに、また、通じて、きちっと、それぞれの畜産農家の皆さん方にも、そういうことが伝わるというふうにしております。
それから、今までは、家畜疾病経営維持資金というのがあったんですけれども、この貸付対象者は、搬出制限区域が10キロ(メートル)以内ということだったんですが、例えば、20キロ(メートル)以内の人たちも、今までは、その中に、と畜場なんかあると、その中での移動はできるものですから、とりあえず、成長し過ぎちゃうといけないので、と畜場持って行って、解体して、肉にして、ということまではできて、それを、また出すということもできたのですが、たまたま、今、起こっているところには、そういう、と畜場ないものですから、結局、そういうことができないというので、余計、困ってしまう人が多くなるというので、(貸付対象者の)範囲を10キロ(メートル)から20キロ(メートル)に拡げまして、そして、対象範囲を拡げたということと、もう一つは、融資枠を20億(円)から100億円に拡大をすることといたしました。
それから、肉用子牛や肥育牛の出荷遅延に対しましては、これは、出荷遅延というのは、移動できない、出すことができないわけですから、そういう意味で、子牛補給金制度における飼養開始月齢を、今まで「2か月齢未満」ということだったのですけれども、これを「4か月齢未満」に緩和をいたしました。同様に、新マルキン事業における登録月齢要件も、14か月齢までというふうに今までなってたのですけれども、これも、基本的に2か月間移動できないということですから、それも2か月延ばして、16か月齢まで緩和をした。
それから、今度の新マルキンの中で、生産者の拠出金、これは、それを売って、その金で拠出すればいいじゃないかと、今まで、そういう説明をしてきたのですが、当然、もう売れないわけですから、拠出金出せないというところも出てくるというので、生産者拠出金を免除するということにいたしました。
それから、あとは、滞留する子豚の、かわいそうですけれども、淘汰をしないといけないということで、焼却・埋却、埋めちゃうわけですね、については、1頭あたり9,500円、以前は7,000円ぐらいだったと聞いてますが、9,500円。それから、出荷適期を超えた肉豚に対しては、11,000円、これは、出せないわけですから、出せないでやっていると、どんどん大きくなると、大きくなった時に、出荷した時には、値段が、下がるそうですから、そうすると、その補てん分ということで、1頭あたり、11,000円を、それぞれ助成をするということにいたしました。
あとは、昨日の(衆議院農林水産)委員会でも申し上げましたけれども、昨日、そういう形で4例目が出たということですし、一番、ちょっと、今、現地で、あえて、困っていることを聞いて見ると、本省の職員も行かせていますので、3.5キロ(メートル)内を、いろいろ、全部、今、一回りしましたけれども、それを越えて、原因は何だろうかといろいろやっていて、「同じ稲わらを食っているからかな、そういうところを一回見てみよう」なんて言って、白い服着て、その地域外へ出て行くと、「おい、どうもあそこも危ないらしいぞ」、「あそこも、もしかしたら出るらしいな」みたいな、そういう変な風評が出て、ここは、全く心配ない、単に同じ稲わらを使っているから、そこだけを一回チェックしてみようなんてことで行っただけでも、そういうふうになるものですから、むしろ、全体的に発生を抑えると、予防的に、そういうことをやっていくという意味で、宮崎県全域に、もう消毒薬、消石灰、消石灰でもなんとかSがいいと、何だっけあれ?

秘書官

ビルコンS。

大臣

ビルコンS。それがいいという意見もあるのですが、ビルコンSは、全部、直ちに揃わないので、そういうのを、それぞれ、いいと言われるものについて、とにかく、しかし、全域にまくと、すると、アリババの盗賊じゃないですけれども、全域やるわけですから、全域、白い服着た人が、消毒薬まくのですから、あの家だとか、この家だとか、そういうことないですし、決して、悪いことをやるんじゃなくて、ないところも、事前に、そういうことのないようにということの予防策という意味で、そういうこともやらせていただきたいというふうに思います。
あと、リース事業として、どうしても殺したくないと、そういう家畜については、とにかく満杯で、もう行くところないけれども、殺したくはないという人については、簡易畜舎をリースで貸すとか。
あるいは、今、日本で、こうした口蹄疫が発生したということで、今まで輸出していた国々は、一切、輸入禁止という措置を取ってますので、特に、今、影響の大きいのは、原皮、それで財布を作ったり、カバン作ったり、台湾あたり、かなり出ているようですが、そういう原皮の処理についても、それは国内で使ってもらうということで、国内利用促進ということで、1枚当たり100円ずつ補助をするとか、そういうことをやらせていただいております。
これ以上、こうした病気を拡げさせないための防疫の措置、それから、それぞれの農家に対する、畜産農家に対する経済支援等、あらゆるできることをやっていきたいということで、対応させていただいておりますので、そういう意味で、皆さん方のまた、ご協力をお願い申し上げたいと思います。
あと、感染経路の究明についても、これを、今、ほぼ、発生農場の防疫措置が、今週で終了しつつありますので、これが終了した後、来週から、「口蹄疫疫学調査チーム」という専門家による調査チームを現地に派遣をいたしまして、感染経路、その原因等についての究明を理化学的に進めていきたいということを考えております。
ウイルスのタイプにつきましては、1例目については結論が出まして、現在、中国、韓国等で発生が確認されている「O型」と確定をされました。1月以前までは、みんなA型が多かったわけですが、この韓国、中国、台湾で、2月、3月以降に発生している口蹄疫については、O型がほとんどでございまして、それと同タイプのものということが、今回の、これ、まだ1例目だけしか結果出ておりませんが、O型と確定をされたということでございます。これが一つ。(中略)

(中略)


記者

口蹄疫についてなんですけれども、先ほど、ウイルスがO型だということが判明したというお話でしたが、これは、感染の拡がりやすさとか、毒性の強さとか、そういったことは分かっているのですか。


大臣

これは、ちょっと専門的になるのでね、申しわけないですが、あとで消費・安全局の方でちゃんと対応させますから、聞いてください。疫学的に、ちゃんとそれは出ていると思いますので、ちょっと、僕はアマチュアだから、そういうことについては。
ただ、O型と断定できたということの報告は受けたので、とりあえず、それは皆さんに報告申し上げたということで。じゃあ、旧来、1月まで韓国なんかで起こっていたA型、それ以前はA型がほとんどなんですよね、ですから、それとどう違うのか、感染力が強いのか弱いのかとか、いろいろあると思うのです。
ですから、例えば、韓国でいうと、1月辺りにずうっと出てたのは、ほとんどA型なんですけれども、4月以降、仁川、インチョンですね、なんかで出ているのは、全てO型ということになってますので、これは中国、ウイグル地区は、1月だったのでA型なんですけれども、広東省とか、それから山西省というのですかね、こういうところだとか、台湾の2月に起きたあれだとか、この辺は全てO型ということになってます。こういう事実関係は、私から申し上げましたが。ただ、ウイルスの強いとか、弱いとか、伝搬力がどうなのかみたいな話は、申しわけないけれども、担当部署で聞いてください。対応させます、ちゃんと。

(後略)




 赤松がこう言う。しかし、説明の下手な奴だな。

>本当に報道の皆さん方のおかげだと思いますが、平成12年の時と比べて、あの時は、もう大パニックになって、もう現地も、全国も、もうひっくり返るような、そんなあれでしたけれども、比較的、今回は、全国的にはもちろんですが、比較的冷静に、別に見くびっているわけじゃないんですけれども、非常に科学的にと言いますか、落ち着いて見ていただいているということで、私どもも、とにかく、こうした案件というのは、やっぱり、できるだけ早い対応、そしてまた、情報公開ということが、やっぱり、いかに必要かなということを感じまして、今、矢継ぎ早の対策は取ってますけれども、そういう意味で、報道の皆さん方も、きちっと、そういうことを公正に報道していただいているものですから、本当に助かってると、冷静にいろいろな方たちも見ていただいているということで、感謝を申し上げたいというふうに思っております。

パニックが起きてないのは報道がまるっきりなされていないから。それにつきる。報道されてりゃ、キューバには行けなかったろう。そして、よりにもよってゴールデンウィークだ。報道がなされないことにより、この感染、汚染が全国に広がったかも知れないんだが、そういうことは考えないのが民主脳。

 この後、具体的に何をしてるかをしゃべってる。一つは民主憲兵隊によるスーパーの監視。口蹄疫を思わせるような表記は摘発するようだ。こう言うのを確かソ連でやってたね。監視社会の到来だ。すばらしい。でも、街頭カメラは気に入らないのだろう。
 大臣の語った対策を書いてみる。

○憲兵隊による流言飛語の監視
○移動・搬出制限区域内の畜産農家の経営支援を検討
○円滑な資金の融通と既往貸付金の融資条件の緩和を要請
○家畜疾病経営維持資金の適用範囲を拡大・増額
○新マルキン事業における登録月齢要件の緩和(2ヶ月延長)
○公費助成の拡大
○防疫処理に着手


とこんなとこかな。この内、この時点でできているのは一番上の監視だけ。その他のことは検討しましたレベルに過ぎない。つまり、なにもしていない。

発生が確認されて4日かけて、金勘定の話ばかりで、この4日の間にできる防疫対策を何もとってない。その結果どうなったかは、見ての通りだ。この時点での大臣の脳天気さを示すのがこれ。

>あと、感染経路の究明についても、これを、今、ほぼ、発生農場の防疫措置が、今週で終了しつつありますので、これが終了した後、来週から、「口蹄疫疫学調査チーム」という専門家による調査チームを現地に派遣をいたしまして、感染経路、その原因等についての究明を理化学的に進めていきたいということを考えております

 何ら対策をとっていない農水省なのに、防疫措置が終了?誰がやったんだよ。あたかも自分がやったかのようなことを言うんじゃねえ。


赤松農林水産大臣記者会見概要 平成22年4月27日(火曜日)

(前略)

それから、あと、ご心配をいただいている宮崎県での口蹄疫に関連して、今日も、11時に、東国原知事が、「是非、お願いにあがりたい」ということを言っておられますので、地元の県議会の議長さんだとか、それから、関係の、(宮崎)選出の国会議員の方も一緒にお見えになるというふうに聞いてますけれども、県議会での決議等もあるようでございますから、そういうことも含めて、知事からの要請を受けたいと思っております。
それに関連をいたしまして、矢継ぎ早に、いろいろな対策を打ち出しておりますけれども、さらに、家畜共済の対応について、追加して決めさせていただきました。これは、どういうことかと言うと、家畜市場が閉鎖をされているために、家畜の出荷による収入が入ってこないということで、農業者の間に、「家畜共済に継続して加入するための共済掛金が工面できない」と、「何とかならないでしょうか」というような声が多いという報告がございましたので、農業者に不利益とならないよう、家畜共済に継続して加入する場合における共済掛金の支払猶予期間を、「家畜市場の閉鎖が解除されてから60日まで」に延長することを、各農業共済組合の規程に盛り込むと。農業共済組合等の指導権限は各県にあるものですから、各県にもお願いをしながら、そういう規程を盛り込んで欲しいということで、解除されてから60日まで延長すれば、その辺のところは、かなり余裕が出るのではないかということが一つ。
それから、二つ目は、共済掛金を分割して納めている農業者については、共済掛金の支払いが遅れても、共済組合等は、共済金の支払いを行うようにするということにもいたしました。これは、農業災害補償法第99条第1項第5号に、正当な理由に当たるものとしては、こういう扱いができるというふうに書いてありますので、これは、「正当な理由」に当たるという判断の基に、こういうことを措置をいたしました。以上、一、二について、これは、宮崎県だけではなくて、九州の各県に対しても、本日、通知を発出をするということにいたしました。
それから、あと、私が本部長を務めます口蹄疫の対策本部の下に、疫学調査チームというのを置いておりますけれども、これを4月29日に現地に派遣をしたいと思っております。このチームは、何をするかと言いますと、現地調査を実施するとともに、検討会も開催して、発生状況の把握、分析、それから感染原因の調査等を行うということにいたしております。
当然、マスコミの皆さんで関心のある方たちは、同行したいという方もお見えになると思いますけれども、この口蹄疫は、非常に感染力が強いということもございますので、蔓延(まんえん)を引き起こすおそれもありますので、事務方の方から、取材機会についてご案内いたしますので、そういう形での取材を、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。私の方からは以上でございます。どうぞ。

(後略)


 この日の会見も中身はない。経済支援だけに特化した対策を述べたに過ぎない。防疫対策は皆無。強いて言うなら、取材規制で報道すんなと一言だけ。ただ、ここで興味深いのは冒頭の一言。

>ご心配をいただいている宮崎県での口蹄疫に関連して、今日も、11時に、東国原知事が、「是非、お願いにあがりたい」ということを言っておられます

 これすなわち、政府の支援の要請に来ている訳だ。4月20日の段階で打てる手を打ったんじゃなかったのか?忙しいはずの知事が上京してきてまで陳情しなくちゃいけない位、政府は何もしていないという事だな。


赤松農林水産大臣記者会見概要 平成22年4月30日(金曜日)

(前略)

それから、あとは、口蹄疫発生に伴う追加対策について、私の方から申し上げたいというふうに思っております。今朝、宮崎県の農場で、新たな口蹄疫の疑似患畜が確認をされました。正式には、これについては、12例目の口蹄疫の発生ということで、11時をメドに、細かな具体的な資料を公表させていただきたいと思いますが、一言で言えば、(資料を示しつつ、)今ここに、12例中11はここなんですけれども、この中の、枠の中の話ということでございます。詳細はあとで聞いてください。
4月20日以降、これまで宮崎県の農場において、12例の口蹄疫の発生が確認されておりますが、現在、感染の拡大を防止するための移動制限や、迅速な殺処分等の防疫措置を実施をしてきております。昨日も、山田副大臣を宮崎県に派遣をいたしまして、東国原知事と、現場の課題や、あるいは、更に宮崎県として、どういうことを要望したいのかというようなことについて、承ってまいりました。この結果を、今後の防疫措置や経営支援対策に活かしていきたいというふうに思っております。
あとは、それから、防疫措置につきましては、28日の口蹄疫防疫対策本部の決定に基づいて、これは、既にご報告しましたけれども、一つは、宮崎県の隣接県全域における全額国庫負担による消毒の散布、すなわち、ちょうど、この前、申し上げましたように、宮崎県の中なんですけれども、県境に近いところで発生したものですから、こうやって円を描くと、鹿児島、熊本も入ってしまうということで、念には念を入れて、この上の大分まで含めて、南九州四県を、全て消毒散布をするということにしております。あとは、発生農場における殺処分等の防疫措置、そして関連農場の清浄性調査の更なる迅速化を行っていきたいと思っております。
それから、人の問題でございますけれども、これは、既に報告してありますが、九州農政局の幹部、部長を、現地の責任者として、今、常駐をさせ、獣医師等の派遣については、53名、うち農水省、国の関係からは25名を配置をし、今、取り組んでいるところですけれども、引き続いて、感染の防止に全力を、万全を期していきたい。まあ、宮崎県のそういう関係者、そして農協等のご協力もいただいて、今やってますが、知事からは、副大臣経由で聞いておりますのは、まだまだ人が足りないということを聞いてますので、各都道府県の、そういう獣医さん等、出していただけるところは、更に派遣をしていただけるように、それも併せて、かなりの県が、今、出していただいてますけれども、更に出せるところは出していただけるように要請もしていきたいと、こんなことを思っております。
それで、あと、それを踏まえまして、具体的な話ですが、今、佐々木報道官が(パネルを)持ってますけれども、一つには、先般、23日に公表した対策のうち、肉用子牛生産者補給金制度や、肉用牛肥育経営安定特別対策事業、いわゆる新マルキンにおける飼養開始年齢や、登録月齢の要件緩和について、今まで、対象区域を、移動搬出制限区域内ということで、円の中だけでしたけれども、それを拡げまして、宮崎県は全域、それから隣接県、鹿児島、熊本、大分まで拡大することといたしたいということでございます。
これは、どういうことかと言うと、と殺はできても、市場が開かれないというところが多いものですから、そうすると、別に問題はなくても、市場そのものが開かれないと、要は、金にならないと、仕事にならないというところが、この周辺地域に多いものですから、そういう意味で、範囲を宮崎県全域と、隣接県、鹿児島、熊本、大分まで拡大したいということが一つ。
それから、もう一つは、ずうっと牛ばかりだったのですが、1か所ですが、そういう形で、豚も出たということで、養豚経営安定対策事業の生産者積立金についても、積立金を免除するということも決めさせていただきました。それから、出荷できない肉用子牛と、それから、農協等が、離農して、空いている土地を利用して、そこで、出荷できない肉用子牛を肥育するということもやってみたいというようなお話もあるものですから、そういうことを、もし、していただいた場合は、それに対する補助もできるように、新たに講じたいということでございます。追加施策ということで、23日の分に加えて、今回、こういう対策をやり、口蹄疫の蔓延(まんえん)防止に全力を期したい。そして、今回の対策の実施状況や、現場の実態を注視して、畜産農家の皆様が、心配されることのないよう、真に必要な対策というのを、しっかり講じてまいりたいと、このように思っております。
決して、安心も油断もしてませんけれども、何回も言うように、やるべきことは全てやり切ると、しかも、それは早めにやるということで、今、やっていて、だいたい他の地域も、全域で、九州全域に人を配置しているものですから、ちょっとでも何かあったら、全部出せと、みんな検体検査だ、ということでやってまして、いっぱい、それは来ているのですけれども、ほとんど、そういうところは「シロ」ということで、今、出てます。
残念ながら、具体的に「クロ」となったのは、ほぼ、(資料を指して)ここに集中をしているということで、ここだけ、一つ飛んでいますが、これは系列のちょっとあれがあって、そういう、断定は、私はアマチュアですからできませんけれども、ほぼ、例外的にそういうことはありましたけれども、12分の11というのは、ほぼ、ここに集中して起こってますので、そういう意味で言えば、いろいろな、今まで薬剤の散布だとか、消毒薬の散布だとか、いろいろなことが、多少なりとも活きているのかな、先日の専門家会議、大学の教授だとか、ああいう人たちの会議の中でも、今のやり方は、基本的には間違っていないと、ほぼ、1か所に、今、抑え込めていると。だから、これがまた、一遍に飛び火して何かなれば、これは別の対策をということになるが、今のところは、そういう形で推移しているので、今のやり方を集中してやっていった方がいいのではないかというのが、専門家の先生方のご意見だとも聞いてますので、何度も言うように、決して安心もしてませんし、手を緩めるなんていう気持ちは全くありませんけれども、徹底してやり切っていくということに徹していきたいというふうに思っております。
これは、もし、詳細はあれでしたら、担当局に聞いてください。もっと専門的にご説明できるかも知れません。

(後略)


 やっと出てきた防疫対策。しかし、遅いわな。感染確認が20日で、防疫対策を決定したのが28日の会議。それで休み明けの30日の発表でこれからする?少なくともこの10日間は野放しだった訳だ。もちろん、現地の人の懸命の努力はあったろうが、政府は何も動いていない。少なくとも赤松はそう言ってる。お粗末よの。

>そういう意味で言えば、いろいろな、今まで薬剤の散布だとか、消毒薬の散布だとか、いろいろなことが、多少なりとも活きているのかな、先日の専門家会議、大学の教授だとか、ああいう人たちの会議の中でも、今のやり方は、基本的には間違っていないと、ほぼ、1か所に、今、抑え込めていると。

 おまえは何もやっちゃあいねえだろ。でかい面すんな。

 今日はここまで。血圧が上がるわ。

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