民主禍 赤松口蹄疫の報道  読売新聞

 さて、今日は報道について。
 ここまで民主が好き放題なことができるのは、他でもない。報道機関特にテレビの絶大なる支援があるからだ。民主の都合の悪いことは一切報道されない。逆に民主にとって宣伝効果のあろう事ならどんなにつまらないことでも報道する。今の翼賛報道はまさにその域に達している。
 昨日あたりからさすがに報道をはじめたようだが、この報道開始もネット上では予告されてもいた。そう、

赤松の帰国

が、キーワードだったみたいだな。もっとも、帰国後の最初の仕事は栃木だかの選挙応援だったというらしいから、すくわれないが。もちろん、このことは報道されることはあるまい。

 と、枕はここまで。今日ここで書くのは、読売新聞朝刊3面の記事だ。ここに「赤松口蹄疫」に対する記事があるんだが、ネット上の「よみうりオンライン」には、当該記事が見あたらない。探し方が悪いのか、それとも、具合が悪いと削除したのか?興味は尽きないが、記録の意味で、全文おこしておく。ちなみに、1面の見出しに口蹄疫の文字無し。


読売新聞 5月12日 朝刊 3面
口蹄疫 国・県甘い対応
宮崎7万7000頭処分へ 通報時、県「感染」見逃す
 宮崎県で家畜伝染病「口蹄疫」が爆発的に広がっている。疑い例を含めた発生は11日現在で71農場で確認され、殺処分される牛と豚は7万7000頭を越えた。規模はすでに前回発生時の100倍以上。過去最悪の被害を招いた国と県の対応を検証する。(宮崎支局 甲斐也智、西部社会部 本部洋介、東京社会部 畑武尊)


(写真) 
現場で防疫作業に当たる作業員(6日、宮崎県川南町で)=宮崎県提供
(図)発生場所を示した地図
(クリップ) 口蹄疫
 牛や豚などの蹄(ひづめ)のある動物がかかる伝染病。口の中などに水ぶくれができたり、発熱したりする。人間には感染せず、仮に感染した肉や牛乳を飲んだりしても人体には影響がない。
 発生した場合、家畜伝染病予防法に基づき、発生地から半径10キロ圏を牛や豚を動かせない「移動制限区域」、20キロ圏を区域外に移動できない「搬出制限区域」と定める。


農水省は当初楽観
■処分追いつかず
 「あまりに数が多くて処分が追いつかない」。感染が確認された71農場のうち65農場が集中する宮崎県川南町の養豚農家の男性(73)は頭を抱える。男性は約7900頭の豚を処分しなければならない。
 殺処分は行政側が行うが、埋めるための土地(埋却用地)は農家側が確保しなければならない。殺処分が決まった71農場のうち、埋却が済んだのはわずか約20農場だ。処分日も決まっていない農家も少なくない。
 この男性も「早く土地を見つけないと、感染が広がり、他に迷惑がかかる」と、近くの林を購入する契約を取り付けたが、手持ち資金はとても足りない。

■対応遅れ
 口蹄疫は国内では2000年に宮崎県と北海道で発生し、3か月間で740頭が殺処分された。今回は4月20日に最初の「疑い」例が確認されて1か月足らずで100倍以上の規模で広がっている。
 対応の遅れも一因だ。
 宮崎県都農町の農場では、4月9日に1頭の牛の口の中がただれているのが見つかっている。農家はすぐに県に通報したが、派遣されてきた獣医師は「口蹄疫ではない」と判断し、再検査を実施したのはその1週間後。「あの1週間が命取りになった」と、農林水産省幹部は悔しがる。
 感染が判明した後も、関係者の受け止め方は楽観的だった。同省が招集した専門委員会では、早くも2回目の会合で、委員長の田原健・鹿児島県家畜畜産物衛生指導協会事務局長が「(家畜などの移動制限をしているから)終息に向かうだろう」と発言している。
 だが、同省幹部の一人は「防疫網は穴だらけだった」と悔やむ。「いくら家畜の移動を禁じても、殺処分するには人手が必要。近所の農家が手伝いに来てウイルスを体に付着させ、自分の農場に持ち帰った可能性が高い。消毒徹底の指導が足りなかった」
 感染が爆発的に広がったのは5月6~7日頃。1週間~10日間とされる口蹄疫の潜伏期間を考えれば、「移動制限措置後にウイルスが拡散したと見るのが普通」と、同省動物衛生課も封じ込めの失敗を認める。
 口蹄疫防疫対策本部長を務める赤松農相の行動も、畜産農家の憤りを倍加させている。農相は4月30日、「対策は万全」として中南米の外遊に出発。宮崎県入りしたのは発生の約3週間後だ。あるJA関係者は「あまりに危機感が薄い。このままでは県外に飛び火する可能性もある」と憤った。


■市民生活にも影響
 感染地域では、家畜伝染病予防法に基づき、家畜の移動が制限されるほか、あちこちに車の消毒ポイントが設けられ、発生施設の周辺に出入りする人の靴底や着衣の消毒が求められている。
 このため、子供たちは学校に通うにも感染地域を迂回している状況だ。
 豚約600頭を殺処分することになった宮崎県川南町の男性(42)は子供4人を妻の実家に預けた。「学校には畜産農家の子もたくさん通っている。自宅から通って被害を広げると申し訳ない」と説明する。
 商店街の往来も減った。電器店を営む町商工会の津江章男会長(62)は「売り上げは7割減。口蹄疫騒ぎが収まっても、人の出入りは元に戻るのか不安」と沈痛な表情で語った。介護サービスを受ける高齢者も多いが、同町社会福祉協議会によると、通行止めの道路が多いほか、消毒ポイントを通過するたびに車を止められ、給食配達にも遅れが生じているという。

ウイルス流入防止困難
 感染源は何か。2000年の前回発生時には、家畜の飼料に使われた中国産のわらが感染源との見方もあったが、その後、中国産のわらは輸入の際、殺菌処理されるようになった。
 だが、ウイルスは人間や車両などに付着して運ばれる可能性があり、専門家は、グローバル化社会ではウイルス流入を防ぐのは容易ではないと指摘する。宮崎大農学部の後藤義孝教授(獣医微生物)も「中国や韓国から人や畜産物などに付着して入ってきた可能性が高い」と推測する。
 今回のウイルスは今年に入り韓国で流行しているタイプと遺伝子配列が98%以上一致していることが分かっている。宮崎空港は韓国との直行便もあり人の行き来は盛んだ。中国や台湾でも口蹄疫は発生しており、アジア地域のウイルスとの関連が疑われている。
 一方、家畜伝染病予防法では、処分した牛豚の評価額の8割が国から農家に補償される。共済に加入している農家は残り2割も補填されるが、非加入農家もあるため、政府は災害などが起きた際に国が自治体に支給する特別交付税を使う方針。00年には殺処分された牛740頭に対し計3億3000万円が支払われた。今回は現時点で牛6000頭、豚7万1000頭が殺処分対象で、支給額は大きく膨れあがる見込みだ。

(表) 各国で流行した主な口蹄疫

 

 さて、どうしたもんかね。昨日までの情報を集積したにしてはずいぶんとお粗末だ。消毒液の配布を誰が行ったのか書いてない。書いている記者に宮崎の人がいるんだから、どこから消毒液が来たかは知ってるはずだ。まあ、農水省配布と書かない分、良心的なのかも知れないな。
 気になるところを順に見ていきましょうかね。

>宮崎県都農町の農場では、4月9日に1頭の牛の口の中がただれているのが見つかっている。農家はすぐに県に通報したが、派遣されてきた獣医師は「口蹄疫ではない」と判断し、再検査を実施したのはその1週間後。「あの1週間が命取りになった」と、農林水産省幹部は悔しがる。

 農水省・報道は、ここに責任をなすりつけることにしましたか。こうすることで、その後の対応の問題がかすむもんなあ。
 しかし、ちょっと無理があると思う。確かにこの時点で徹底的な検査をすれば見つかったかも知れん。が、口蹄疫疑いというのを直ちに考えろと言うのは無理があるようにも思う。この疑いが出れば、出荷・移動の制限がかかるのは確実で、その間のコストは農家持ち。結果として陰性になってもその間の損失の補填は無し。まして、風評害ということも考えると、おいそれとは疑えんわ。
 おまけに日本という国自体は口蹄疫清浄国に分類されるはずだ。だからこそ、ワクチン接種なされていない。このような状況で現場の獣医師に直ちに「口蹄疫」を疑えというのは無理がある。たとえば、やたらと人をかむ犬がいるからといっても、「狂犬病の疑い有り」とする獣医師はいないだろう。
 まあ、この農家の損失を農水省負担とすれば、この幹部の意見も変わるだろ。疑いをだせば予算が減る。口蹄疫でなければ死に金だ。それこそ「事業仕訳」でレンホウに仕分けられるだろう。まあ、本来そのくらい神経質になっても、お金かけてもいいとは思うがね。


>感染が判明した後も、関係者の受け止め方は楽観的だった。同省が招集した専門委員会では、早くも2回目の会合で、委員長の田原健・鹿児島県家畜畜産物衛生指導協会事務局長が「(家畜などの移動制限をしているから)終息に向かうだろう」と発言している。

 この委員の意見は確かに楽観的かも知れないが、委員会での農水省の説明にもよるかな。「消毒等防疫体制は万全」なんて事言ってたのなら、これはこれで仕方ないとは思う。実際、赤松は今でもそういってるからな。この委員も2000年の経験があるだろうし。まさか、消毒薬一本政府が支給してないとは思ってもいないだろ。
 ああ、この消毒薬1本も送っていないという情報は、自民との発表だ。未だに政府からの修正が入らないと言うことから、これは真実と言っていいんだろうな。


>だが、同省幹部の一人は「防疫網は穴だらけだった」と悔やむ。「いくら家畜の移動を禁じても、殺処分するには人手が必要。近所の農家が手伝いに来てウイルスを体に付着させ、自分の農場に持ち帰った可能性が高い。消毒徹底の指導が足りなかった」

 徹底しようにも、物(消毒薬)が無かろう。何故、物がなかったのかを、検証しろよな。未確認情報だが、政府がかき集めたビルコンは1500本ほどあったらしいが、その大半が宮崎に流れなかったと聞く。実態はどうなんだ?さっさと公表しろよな。できる物なら。


>感染が爆発的に広がったのは5月6~7日頃。1週間~10日間とされる口蹄疫の潜伏期間を考えれば、「移動制限措置後にウイルスが拡散したと見るのが普通」と、同省動物衛生課も封じ込めの失敗を認める。

 感染が広がったのは、この期間じゃねえよ。この期間に発症した物が多数でたんだから、感染はその「1週間~10日」前と考えるのが正しい。つまり、4月26日~30日ってとこか。赤松の馬鹿が、やることはすべてやったという当たりだな。27日には知事が陳情に上京もしてる。知事は絶妙のタイミングで支援を訴えていることになる。こういうのも一種の才能かもな。惜しむらくは、この才能を生かしてやることが、赤松にはできなかったと言うことだ。


>口蹄疫防疫対策本部長を務める赤松農相の行動も、畜産農家の憤りを倍加させている。農相は4月30日、「対策は万全」として中南米の外遊に出発。宮崎県入りしたのは発生の約3週間後だ。あるJA関係者は「あまりに危機感が薄い。このままでは県外に飛び火する可能性もある」と憤った。

 この時点で外遊を中止し、現場(東京でもいいが)で指示をとばしてれば、評価も違ったかもねえ。もちろん、諸外国にしてみても、「口蹄疫」対策といわれて、気分を害する人はおるまい。それほどまでに恐ろしい病気だ。もちろん、赤松に専門知識がないのは当然だから、専門家たる農水の担当者の指示をオウム返しにしゃべればいいだけ。おそらく、カストロもあきれたことだろうよ。カストロの言葉にこう言うのがあるそうな。

毛沢東、スターリン、レーニン、こいつらはとんでもない極悪人で地獄に行った。私も死んだら、同じ場所に行くんだ

ん~。主義主張は私とは相容れないが、カストロが愛国者であり、愛民者であることは間違いない。そこが赤松とは大違い。

きっと、赤松は同じ地獄にはいけないだろう

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