アラカルト入試とは?

 先日、残りの受験校である清風南海の受験票をもらいに行ってきました。これですべての受験校の資料がそろった。この資料をもとに受験当日の動きなんかを考えておきましょう。

 さて、きょうはアラカルト入試のこと。入試には3科目と4科目があります。3科目受験の人は補正された3科目(国・算・理)の得点が持ち点となり、4科目受験の人は、4科目(国・算・理・社)の得点と補正された3科目(国・算・理。学校によっては国・算・社も)の点数を比較し、高い方の得点が自分の持ち点となります。これがアラカルト入試です。
 どちらで受験してもいいわけですが、当然4科目の方が手間がかかります。科目が増えるので当たり前です。では3科目がいいかと言えば必ずしもそうとは言えず、得点も○倍ですが、失点も○倍されます。この失点を社会で埋められる人は4科目入試、埋められない人は3科目入試と言うことになるかな。
 うちの場合は5年生になる時、算・理がそこそこできたことと、国語に課題があったことから3科目を選びました。塾の先生にもそう言われたしね。「社会に手をかけるくらいだったら国語をがんばってください」とのことでした。実際、社会はまだ手もつけてなかったですから、これを選択した結果、どうなるかはわからなかったのですが、確かに新たな教科に手を出す余裕はなかったように思います。私自身も社会は嫌いだしね。というか歴史なんかは好きなんだけど、勉強するとなると別。いつの間にか中身が変わっていることがあるというのがすっきりしない。たとえば「大化の改新」。私なんかは蘇我入鹿暗殺事件のことをこう呼んでいたいわけですが、いまはその後行われた社会制度改革のことを指すそうな。確かにその方が正しいのかもしれん。じゃあ、昔の人は何考えてたんだってことだ。このようなことが今後出てこないとも限らない。もちろん、学問としてはおもしろいのかもしれんし、道楽としても楽しいと思う。しかし、受験となると話は別。こういう不安定な知識で行われる選抜というのがすっきりしない。

 話がそれました。さて、このアラカルト入試。これが行われるようになった要因は何か?現象面で言えば、あの「灘中学」が3科目入試を実施しているからでしょう。当然、優秀な学生は3科目で受験勉強するわけで、他の学校も同様に優秀な生徒を集めようと思えば、3科目入試を取り入れざるを得ない。もちろん、今でも4科入試のみの学校もないではないですが、少なくなりました(四天王寺くらいかな。女子だけど)。
 ではなぜ、灘中学は3科目入試を取り入れたのか?これはよくわかりません。説明会の時に聞いときゃよかったな。それ故、ここから先は想像です。

 灘中学は、そもそも酒屋(菊正宗・白鶴・櫻正宗)が作った学校です。同様に酒屋の作った学校としては甲陽学院(白鹿)があります。まあ、この地域の一大産業でしたから、そういう資産家が作ってもおかしくないのでしょう。ただ、両方が3科目受験というのはおもしろい。やはり、理系の知識(発酵とか)が必要とされるからでしょうか?この2校に引きずれる形で関西の3科目受験が増えたような気がします。
 では、それ以外の理由はないのか?私なりに考えてみた。もちろん想像です。

○関西は医学部志向が強いのではないか
 まあ、これについては、どこでもそうだとも言えますが、とりわけ、強いような気がする。もちろん、仕事としてみてもやりがいはあるし、苦労のしがいもあるでしょう。もちろん、その地位にふさわしい報酬もある。これを目指すのは当然と言える。しかし、それなら、関東も同じはずだが、関東では3科目受験はない(少ない?)ようだ。となると、やはり、これは関西特有の嗜好と言える。では、なぜ、そうなるのか?

◎東大がない
 私の足りない頭で考えた結論がこれ。東京大学と言えば、押しも押されぬ日本屈指の難関校であり、最高峰です。そういう学校が関西にない。もちろん、京大も阪大もいい大学です。ですが、東大ではない。また、公務員としての最高峰「官僚」の本拠地も東京です。官僚としての出世を考えると、「東大から国一通って大蔵省(財務省?)で事務次官」というのがエリートコースでしょう。となると、やはり関西が本拠地と言うだけで分が悪いとも言える。
 となれば、この東大→官僚コースに匹敵する進路を模索する。それ故、全国区で評価の高い医学部志向が強いのではと思います。

 ともあれ、それぞれ学校に思惑はあるのでしょうが、

そんなの関係ねえ

ってなもんで、自分の行きたい学校を選べばよい。たかが中学、所詮中学です。結局、最終目的を達成するための手段でしかない。通過点です。校風や地域性(通学時間)等を考え、自分の行きたい学校を選ぶべきでしょう。もちろん、

学力ともご相談

ですけどね。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック