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<<   作成日時 : 2008/11/05 19:19   >>

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 さて、久々に医療破壊の話題です。

産経:9月にも妊婦受け入れ拒否 都内の30代脳内出血
2008.11.5 00:39

 東京都調布市内のかかりつけの病院で嘔吐(おうと)などの症状を訴えた30代の妊婦が今年9月、杏林大学病院(三鷹市)など複数の病院に受け入れを断られ、最終的に20キロ以上離れた都立墨東病院(墨田区)で出産し、脳内出血の処置を受けたことが4日、分かった。母子ともに命に別条はないという。

 関係者によると、9月23日未明、妊婦がかかりつけの病院で嘔吐を繰り返したため、杏林大病院へ搬送を要請。ところが同病院は「他の妊婦の帝王切開の手術中」などとして受け入れを拒否。かかりつけの病院は都内の複数の病院にも搬送要請したが、いずれも断られた。

 その後、杏林大病院に再度受け入れを要請したが、「帝王切開の手術自体は終了しているが術後の処置などが済んでおらず、新たに妊婦の搬送を受け入れることは困難」と拒否された。

 杏林大病院は、東京23区外の多摩地域で唯一「総合周産期母子医療センター」に指定されており、かかりつけの病院からは約4キロの距離。これに対し、搬送された墨東病院は20キロ以上離れていた。

 同じ総合周産期母子医療センターの墨東病院など8病院による妊婦受け入れ拒否が発生したのは、その11日後だった。

 事態を重視した厚労省は事実関係の確認に乗り出した。



 東京において、「受け入れ拒否」が問題化しているようです。最も、2005年のデータで通報から病院到着までの時間が45分の日本ワースト1の東京都ですから、こういう事は以前からあったはずです。今になって何を騒いでいるのか理解できないな。どうせなら

 たらいまわし

と書けばいいのに。毎日Hentai新聞のように。そこまで腐ってないってか?腐臭が漂ってくるようだけどね。

>9月23日未明、妊婦がかかりつけの病院で嘔吐を繰り返したため、杏林大病院へ搬送を要請。

 未明ね。病院も手薄の時間だ。

>ところが同病院は「他の妊婦の帝王切開の手術中」などとして受け入れを拒否。
>杏林大病院に再度受け入れを要請したが、「帝王切開の手術自体は終了しているが術後の処置などが済んでおらず、新たに妊婦の搬送を受け入れることは困難」と拒否された。


 これの何処が「受け入れ拒否」なのだろう。手すきがおらず受け入れられないのだから、「受け入れ不能」でしょ。こういう書き方しかできない記者の無能が、新たな混乱を産むことに何故気付かん?奈良の惨状を知らないとしか思えん。情報弱者とはこういう記者のことを言う。

>杏林大病院は、東京23区外の多摩地域で唯一「総合周産期母子医療センター」に指定されており、かかりつけの病院からは約4キロの距離。

 今回の報道の結果、何が起こるか考えてみた。 

・杏林大病院への産科医の集約化
 この結果、唯でさえ少ない産科医が杏林大へ集中することになる。当然、周辺病院から産科が減少。お産難民が出ることはまず確実。加えて、杏林大への患者の集中により、やはり受け入れ困難な状況が生まれる。人数が増えたとはいえ、通常業務に加え当直等も以前と同様程度に行われる(でなければ、受け入れられないからね。医師が増えた分だけ当直勤務も増えるでしょ。医師個人は同程度かもしれないけど)。医師が増えたにもかかわらず、勤務状況は変化なし(ひょっとすると、もっと悪くなるかも)。それ故、激務から杏林大から産科医の逃散。再び、産科医の集約化・・・・
 無限ループだな。それも縮小再生産の無限ループだ。行き着く先は「産科医療事故0」の輝かしい未来が待ってますよ。奈良県南部のように。

 最も、こんなめんどくさいことなんぞせずに、奈良のように「やめて」しまえば、手っ取り早い。搬送先の高度医療機関が無いとなれば、周辺の産科病院も減少するであろう事は想像に難くない。その結果、お産難民は多摩地区からあふれ出し、東京全土いや近隣の神奈川・埼玉をも巻き込んだ産科パニックを引き起こすだろう。
 マスコミ関係者は、多くは23区内に居住しているのだろうが、その余波は間違いなく自分自身にも降りかかる。また、狂ったように医師叩きをはじめるのかな。最もいくら叩いても「医師がいない」ということは改善されないけどね。それとも、地方から医師を引き上げるように誘導するか?唯でさえ少ない地方の医師を東京が金にものを言わせて、かき集めるわけだ。国策で医師養成数を増やし、都心部に医師を重点的に配置して、それが十分にまかなえるようになった時には、今度は「医師増大は無駄」とかいって、再び減少させようとするかな。

「地方の医師はこれだけしか患者を診てないんですよ」
「これ以上の医師大量養成は税金の無駄」
「今必要なのは産科医よりも○○医」


 ん?どっかで見たような構図ですな。地方の人が馬鹿でなければ、「高速道路」の轍は踏むまい。医師を増やすのならば、全国均等に増やすことを求めることになるだろう。そうなると、東京はどちらかといえば、単位面積あたりの医師数(人口比でないところがミソ。救急は距離・時間が勝負)は多い方だから、養成増の効果はなかなか出てこないかもね。

地方の人、マスコミ・政府にだまされるなよ。

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