行き先のない道しるべ

アクセスカウンタ

zoom RSS 自衛官は独自判断で国民を救え。だけど自己責任だよ〜ん  読売新聞社説

<<   作成日時 : 2009/01/23 12:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 読売新聞の考え方がよくわからん。田母神論文ごときで大騒ぎした新聞社の言とも思えん。

海賊対策新法 現行法での対応は応急措置だ(1月23日付・読売社説)
 現行法による海上自衛隊の派遣は、あくまで暫定措置だ。海賊対策新法による対応が依然、急務で、怠るべきでない。

 ソマリア沖の海賊対策に関する与党プロジェクトチームが、当面、自衛隊法の海上警備行動を発令して海自艦船を派遣する方針を決めた。3月上旬には海賊対策に関する本格的な新法を国会に提出し、早期成立を図る。

 ソマリア沖では、1日平均5、6隻の日本関連船舶が運航している。いつ重大な海賊被害が発生してもおかしくない。現行法に基づく海自派遣は、迅速性を優先した「応急措置」と言える。

 防衛省は今後、船舶警護と海賊対処に関する部隊運用基準の作成や、それに基づく部隊の教育訓練などの派遣準備に万全を期すべきだ。関係国との調整・協力や事前の情報収集も大切だろう。

 一方で、防衛省が従来、現行法での派遣に過度に慎重だったことには、大いに疑問がある。

 現行法での派遣は、他国の船を守れず、武器使用に一定の制限がある。現場指揮官が判断に迷う場面があるかもしれない。しかし、日本国民の生命・財産を守ることこそが自衛隊の最大の使命だ。

 現場指揮官の負うリスクと、日本関係船舶が海賊の脅威にさらされ続けるリスクのどちらを優先すべきかは自明だろう。

 麻生首相は早々と迅速な派遣の検討を浜田防衛相に指示した。海自でも「現行法でも一定の対応はできる」との意見が強かった。

 防衛省が現行法での派遣の問題点を多角的に検討するのは当然としても、重要なのは、問題点の指摘ではなく、問題点を最小化し、克服することのはずだ。

 今後、注目されるのは民主党の対応だ。新法の早期成立には民主党の協力が欠かせないからだ。


 だが、民主党はこれまで、海賊対策の本格的な党内論議さえしていない。「国民の命と暮らしを守る新しい政権」の樹立を目指すという党方針と矛盾しないか。

 海賊は、憲法が禁じる武力行使の対象となる「国または国に準ずる組織」ではない。国連海洋法条約も、度重なる国連安全保障理事会決議も、海賊を拿捕(だほ)・抑圧する対象と明確に定めている。

 「航行の自由の確保のための国際社会の取り組みに積極的かつ主導的に寄与する」。民主党が一昨年末に国会に提出した新テロ対策特別措置法の対案の一節だ。

 民主党は、党内論議を急ぎ、新法の早期成立に「積極的かつ主導的」な役割を果たしてほしい。

(2009年1月23日03時22分 読売新聞)



 内容としては至ってまとも。別に問題点はないようだ。

 これを言ったのが、読売新聞で無ければね。

順に見ていきます。
 まず、現在の政府の取り組みと今後のあり方について、書いている。まあ、それはいい。それに続いて

>一方で、防衛省が従来、現行法での派遣に過度に慎重だったことには、大いに疑問がある。

とある。確かにその通り。現職自衛官による現場からの度重なる悲鳴にも似た声を、防衛省・政府は無視あるいは「文民統制の危機」と称して処分してきた。そのようにしなければならない理由もあったからだが。
 現在、警官の拳銃使用の是非については、細かく規定がある。それ故、発砲の後には毎度毎度「適正な使用であった」と発表があるわけだ。これは見方を変えれば、規定を守りさえすれば、発砲できると言うことに他ならない。
 自衛隊だって同じだ。いざ有事という時に、何ができるかを考えるのが危機管理なのに、その危機管理体制構築を防衛省はせず、現職自衛官がその体制不備を発言すると、「文民統制の危機」「軍靴の音」なんぞとわけのわからない「いちゃもん」付けてたのが、防衛省・売国議員およびマスコミだ。自らの責任には無頓着だな。


>現行法での派遣は、他国の船を守れず、武器使用に一定の制限がある。現場指揮官が判断に迷う場面があるかもしれない。しかし、日本国民の生命・財産を守ることこそが自衛隊の最大の使命だ。
 現場指揮官の負うリスクと、日本関係船舶が海賊の脅威にさらされ続けるリスクのどちらを優先すべきかは自明だろう。


 前段に関しては確かにその通り。自衛官だって重々承知だ。しかしだからといって、その責を自衛官だけに押しつけていい訳がない。百歩譲って、自衛官にその責を負わせるのなら、そのような事態(権限無く動かざるを得ない事態)を招いた無能な防衛官僚及び政府もしっかりと責任を取るのが筋だ(大臣・次官の解任とかね)。もちろん、マスコミにもしっかりと責任を取ってもらおう。
 大体海賊といってはいるが、内容としては軍に近い性質のもんだろう。武装もRPG7なんかも含まれるようだし、充分重武装していると言っていい(戦車もぶんどられたようだし)。そんな奴らを相手にするのに、武器使用の制限って馬鹿か?もちろん、ある程度の抑制は必要だろうが、基本的には「現場にのぞんでは臨機応変」と言わざるを得まい。海賊のルールを決めて、そのルールを海賊が守ってくれるのなら、規制もいいがね。
 ただ、この一説からわかるのは、いかなる事態であれ、

自衛官の犠牲は厭わない

ということだろう。再販制度で守られている業界の人にしてはずいぶんな言いようだ。自分たちが責任を負うようなことは極力避けるくせに、他者にはその社会的意義から強要する。こういう恥知らずは、どういう思考回路をしてるんだろうな。


>麻生首相は早々と迅速な派遣の検討を浜田防衛相に指示した。海自でも「現行法でも一定の対応はできる」との意見が強かった。

 これは、一定の対応しかできないといってるに等しい。こうやって、自衛隊の手足をもいできたのは誰だろうな?


>防衛省が現行法での派遣の問題点を多角的に検討するのは当然としても、重要なのは、問題点の指摘ではなく、問題点を最小化し、克服することのはずだ。

 確かにその通りだけど、問題点だけを指摘して「自衛隊叩き」をしてたのは、防衛省(庁)だけではあるまい。胸に手を当ててよ〜く考えてみろ。ま、わからんかもしれんが。

 この後、国会運営についての提言がある。これまた、ずいぶんと肩入れしたもんだな。

>今後、注目されるのは民主党の対応だ。新法の早期成立には民主党の協力が欠かせないからだ。

 別に協力する必要はないだろう。必要だと思うなら賛成すりゃいいし、不必要だと思うなら反対すればいい。ただそれだけのことだ。内容の細かい点を詰めるのならば、議論するしかないのだが、その議論の時間を「漢字テスト」に使ってしまう政党に何を期待してんだか・・・・・。

>民主党は、党内論議を急ぎ、新法の早期成立に「積極的かつ主導的」な役割を果たしてほしい。

 この期に及んで、党内で議論さえしてないというのが、政権能力の無さを証明していると思うのに、「積極的かつ主導的」な役割ですか。馬鹿も休み休み言え。


 以前取り上げた阪神淡路大震災のように、自衛隊が活動不能に陥っているのは、その前にあった日航機事故(御巣鷹山ではなく高天原山だそうだ)の教訓があるからだ。この時、習志野の第1空挺団は、夜間降下の装備もないのに降下を願い出て却下されている。それ故、独自に行動を行い生存者の救助を行ったわけだが、それに対する政府の評価は、司令の更迭。何でも「謀反の疑いあり」だそうだ。こんな事例があれば、行動できんわな。
 もちろん、信賞必罰が組織の規律を守るのは言うまでもない。この飛行機事故の場合、もっと柔軟な対応をできなかったのかね?命を受けずに隊を動かした事に対して「降格」「減俸」などを行い、救助活動時における功績については「昇格」「昇給」とかね。言ってみれば、プラマイゼロな訳だが、ボーナス等での査定で評価してもいいだろう。災害派遣は自衛隊の任務でもあるのだから仕事といえばそうなんだけど、それならそれで「じゃますんな」。

 自衛官はマスゴミごときとは志の高さが違うから、
    評価なんぞせんでも、がんばってしまうのかもしれない。


 このように、災害派遣でさえこの体たらく。もっと言えば、内心の問題でしかない「歴史認識」さえ、更迭の理由にしたマスコミが、実際に銃火器を使用するであろう「海賊対策」で自衛官の「臨機応変」な対応を許すはずもあるまい。ついこないだまで、「文民統制の危機」とかいって、紙面を作ってたのはあんたのとこだろ、読売新聞。

 まず、田母神氏に「ごめんなさい」といってからはじめよう

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
自衛官は独自判断で国民を救え。だけど自己責任だよ〜ん  読売新聞社説 行き先のない道しるべ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる